この記事では、『Tinder(ティンダー)』やめとけと言われる真実について解説します。
結論からいうと、真剣な恋活・婚活を目的とする人にはTinderはおすすめできません。10代や20代の利用者が中心で、ライトな出会いを求めている人が多いためです。
本記事では、実際に使ってみて判明した真剣な出会いに向かない理由からTinderに向いていない人、危険人物の見極め方まで解説していきます。
真剣な出会いを求める方におすすめの代替アプリも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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- 記事の著者・監修者
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- 監修者
- アプリブ編集部 近藤
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恋愛アドバイザー資格保持
【結論】『Tinder』はやめとけと言われるのは、真剣な出会いには向かないから
Tinderが「やめとけ」と言われる最大の理由は、真剣な恋活・婚活には不向きだからです。
男女ともに無料で気軽に始められるのが魅力ですが、その分「デート相手を探したい」「友達がほしい」といったライトな出会いを求める人が大半を占めています。
また、参入ハードルが低いため、業者や詐欺目的のユーザーも紛れやすいという課題があります。
そのため、初心者や真剣な出会いを求める人からは「ヤバい」「全然出会えない」といった声が多く、「Tinderはやめとけ」と言われがちです。
とはいえ、運営も一定の安全対策を講じており、注意点・安全に使うコツを理解していれば安心して出会うことも可能です。
真剣な婚活には不向きでも、気軽な出会いや交流を目的とする人にとっては、十分に価値のあるアプリだと言えるでしょう。
▼Tinderを安全に使うコツを知りたい方はこちら
>>Tinderにおける悪質ユーザーの見極め方
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
実際に使って分かった真剣な出会いに向かない理由
実際にTinderを利用した経験をもとに「なぜ真剣な出会いには向かないのか?」その具体的な理由を詳しく解説していきます。
主な理由は以下の4つです。
- 遊び目的のユーザーが多い
- 10代や20代の若年層が多い
- 業者・勧誘アカウントが紛れている
- プロフィール情報が少なく相手を判断しにくい
1. 遊び目的のユーザーが多い
Tinderを使ってみると、気軽な出会いを目的としたユーザーが大半を占めていることがわかりました。
友達探しやデート相手を探している人が多く、プロフィールやメッセージからも、真剣な恋愛や結婚に足しては、本気度をあまり感じられない人が多い印象を受けます。
また、「とりあえずマッチしてみた」「なんとなく始めてみた」といった軽い気持ちで利用している人が多く、メッセージが続かないケースも少なくありません。
そのため、関係を深めて真剣な交際につなげたいと考えている人にとっては、やや不向きな面があると言えるでしょう。
2. 10代や20代の若年層が多い
実際に使ってみて感じたのは、10代の大学生や20代前半の社会人が多いことです。そのため、婚活したい人や30代〜40代以上の人にとってはミスマッチが起こりやすい環境となっています。
また、結婚への意識やライフステージのズレが会話の壁になることもあり、話が合わないケースも多くありました。
Tinderでは、恋愛経験を積みたい人や気軽な交際を求める人など、まだ結婚を意識していない層が大半を占めています。
真剣に将来のパートナーを探している人には、同世代で同じ目的を持った人の多いアプリを選ぶことをおすすめします。
3. 業者・勧誘アカウントが紛れている
Tinderを使っていて最も注意すべきなのが、業者や勧誘目的のアカウントです。実際に何人かの怪しいアカウントと遭遇しましたが、その手口は年々巧妙になっています。
特に容姿端麗な写真を使ったアカウントには注意が必要で、マッチした途端にLINE交換を急いだり、投資や仮想通貨の話を持ちかけてきたりすることがあります。
Tinderは無料で使える分、参入のハードルが低く、悪質な業者にとってはターゲットを狙いやすい場になってしまっているのが実情です。
マッチングアプリ初心者の方は特にターゲットにされやすく騙されやすいため、危険人物の見極め方をきちんと理解しておきましょう。
4. プロフィール情報が少なく相手を判断しにくい
Tinderの特徴として、プロフィール情報がほかのマッチングアプリと比べて少ないことが挙げられます。
基本的な年齢や職業などの項目は用意されていますが、ペアーズやOmiaiなど真剣度の高いアプリと比べるとかなりシンプルです。
特に「結婚歴」や「結婚に対する意思」「子どもの希望」など、真剣な交際を考えるうえで重要な結婚観を判断する要素がTinderにはありません。
そのため、真剣な出会いを求める人にとっては、相手のイメージや将来像がつかみにくいと感じることもあるでしょう。
基本的に写真と簡単な自己紹介文だけで相手を判断する必要があるため「結婚を前提に付き合える相手かどうか」の見極めが非常に難しいのです。
真剣な出会いを求めているなら、もっと詳細なプロフィール情報が設定できるアプリを選んだほうが効率的です。
『Tinder』が向いていない人3選
Tinderは無料で手軽に始められるマッチングアプリとしては人気ですが、これまで解説してきたように、すべての人に向いているわけではありません。
特に以下の3つのタイプに当てはまる方は、Tinderではなく他のマッチングアプリを検討してみるのがおすすめです。
- 相手の真剣度を重視する人
- マッチングアプリに慣れていない人
- 外見で判断されたくない人
相手の真剣度を重視する人
Tinderは、ライトな出会いを求めるユーザーにおすすめのアプリです。実際にTinderには、真剣な恋愛関係や結婚を前提とした出会いよりも、気軽なデートや友達探しを目的としている人が大半を占めています。
そのため、将来を見据えた真剣なお付き合いを希望している人にとっては、なかなか理想の相手に出会えずストレスを感じることになるでしょう。
本格的な恋活や婚活を目的としているなら、ユーザーの真剣度が高いマッチングアプリを選びましょう。
マッチングアプリに慣れていない人
Tinderは男女ともに基本無料で利用できるアプリであるため、ほかの有料マッチングアプリと比べて利用者の質にばらつきがあります。
軽い気持ちで登録する人も多く、真剣度の低いユーザーや悪質な業者が紛れ込みやすい環境にあるのです。
安全性を重視したい初心者の方は、出会いに本気のユーザーが集まる有料のマッチングアプリから始めることをおすすめします。
外見で判断されたくない人
Tinderは写真をスワイプして相手を選ぶシステムが特徴的で、外見によって第一印象がほとんど決まってしまいます。
プロフィール文を読む前に「いいね(LIKE)」か「パス(Nope)」を判断するため、どうしても外見重視の選び方になってしまうのです。
自分の性格や価値観、趣味といった内面的な魅力をアピールしたい人には、かなりのストレスになるでしょう。
内面重視の出会いを求めているなら、心理テストや価値観マッチング機能が充実しているwithのようなアプリが適しています。Tinder以外のおすすめアプリは後述で解説します。
『Tinder』を使う前に知っておくべき! 悪質会員を見極める3つの方法
Tinderで安全に出会うためには、悪質なユーザーを見分けるポイントを理解しておくことが重要です。
業者や詐欺目的のユーザーには共通する特徴があり、知っておくことでトラブルを未然に防げます。
以下3つのポイントをチェックして、怪しいユーザーを見極めましょう。
- プロフィール
- 連絡先交換のタイミング
- やり取りの内容
1. プロフィール
悪質ユーザーのプロフィールには、いくつかの典型的な特徴があります。まず注意すべきは、あまりにも美人・イケメンすぎる写真を使っているアカウントです。
ネットやSNSから拾った他人の画像を無断使用している可能性が高く「実際に会ってみたらまったく違う人だった」というケースが頻発しています。
また、自己紹介文が極端に短い、または職業や趣味について曖昧にしか書かれていない場合も要注意です。
特に「すぐにLINE追加OK」「連絡先交換歓迎」といった文言があるプロフィールは、典型的な業者のパターンであるため絶対に避けましょう。
2. 連絡先交換のタイミング
マッチングが成立した直後に連絡先交換を提案してくる相手には警戒心を持ちましょう。
普通に出会いを求めている人であれば、ある程度メッセージを交わして信頼関係を築いてから連絡先を聞くのが自然な流れです。
しかし、業者や個人情報の収集が目的の人は、できるだけ早く監視の目が届かないアプリ外でのやり取りに移行しようとする傾向があります。
信頼できる相手かどうか判断できるまでは、必ずTinder内でのメッセージ交換を続けることが重要です。怪しいリンクや外部アプリへの誘導があった場合は、即ブロックして関わりを断ちましょう。
3. やり取りの内容
悪質なユーザーとメッセージ交換する際は、違和感を覚えるケースが多いです。明らかにテンプレートのような定型文で返信してくる相手には、業者の可能性を疑いましょう。
一部の業者では、外国人がアカウントを運営しているケースもあるため、事前にテンプレートを用意していることもあります。
また「投資で簡単に稼げる」「副業を紹介する」「不労所得の方法を教える」といった金銭に関する話題を持ち出してきたら、即ブロックしてください。
質問に対してあいまいな答えしか返さない、または関係のない質問で話題をそらそうとする相手にも警戒が必要です。
運営側が行っている安全対策
Tinderでは利用者の安全を守るため、運営側でも以下のようなセキュリティ対策を実施しています。
しかし、すべての悪質ユーザーを完全に排除することは現実的に難しいため、利用者自身も十分に注意を払わなければなりません。
年齢確認の徹底
Tinderでは、マッチした相手とメッセージ交換を行うには、公的書類による年齢確認を必須としています。
年齢確認に有効な書類は「運転免許証」「パスポート」「健康保険証」の3種類で、いずれかを撮影してアップロードすることで年齢確認が完了します。
書類のアップロード後、通常2〜3時間程度で確認作業が完了し、その後正式にメッセージ機能が利用できるようになる流れです。
ただし、巧妙に作られた偽造身分証でのすり抜けが完全にゼロではないため、過信しないようにしましょう。
ユーザーの安全確保への取り組み
Tinderではユーザーが簡単に危険を報告できるよう、プロフィール画面やメッセージ画面から簡単に通報・ブロックができるシステムになっています。
また、最新のAI技術も用いて、不適切な内容のメッセージを送信しようとすると自動的に警告文が表示される機能も導入済みです。
運営はユーザーのプロフィール内容やアプリ内での行動も常に監視しており、怪しいアカウントを発見次第、詳細な調査を実施しています。
調査の結果、規約違反が確認された場合は、コンテンツの削除やアカウントの利用停止といった措置が速やかに取られる体制が整っています。
『Tinder』以外のおすすめマッチングアプリ4選
Tinderに不安を感じている方には、より安全で真剣な出会いが期待できるマッチングアプリがおすすめです。
ここでは、運営の安全対策も万全でユーザーの真剣度も高めな4つのアプリを紹介します。
アプリ名 |
利用目的 |
利用料金(税込) |
年齢層 |
詳細 |

Pairs
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恋活 婚活 |
男性: 3,700円
女性: 無料
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20〜40代 |
詳細
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with
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恋活 |
男性: 3,960円
女性: 無料
|
20〜30代 |
詳細
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ゼクシィ縁結び
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婚活 |
男女共通: 4,378円
|
30〜40代 |
詳細
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Omiai
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恋活 婚活 |
男性: 3,900円
女性: 無料
|
20〜40代 |
詳細
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1. 「ペアーズ」婚活にも恋活にも使える
アプリ名 | Pairs |
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料金 | 男性 3,700円 女性 無料 |
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年齢層 | 20〜40代 |
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累計会員数 | 2,000万人以上 ※2022年8月時点 |
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目的 | 恋活、婚活 |
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特徴 | 会員数トップで出会いやすい 地方の人にもおすすめ |
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運営会社 | 株式会社エウレカ |
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※月額料金はクレジットカード決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
ペアーズは、恋活から婚活まで幅広いニーズに対応している、累計会員数2,000万人を超えの国内最大級のマッチングアプリです。
最大の特徴は「マイタグ機能」で、共通の趣味や価値観を持つ人同士がつながりやすい仕組みになっています。
「映画好き」「読書好き」「アウトドア派」など、15万種類を超える多様なカテゴリーから自分に合うものを選べるため、自然な会話のきっかけが生まれやすいのが魅力です。
豊富な会員数のおかげで地方在住の方でも相手が見つかりやすく、初めてマッチングアプリを使う人にもおすすめできる安心のサービスです。
2. 「with」心理テストで価値観マッチング
アプリ名 | with |
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料金 | 男性 3,960円 女性 無料 |
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年齢層 | 20代〜40代 |
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累計会員数 | 1000万人以上 ※2024年2月時点 |
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目的 | 恋活 |
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特徴 | 2023年度前年比利用者増加率No.1 ※出典:Sensor Tower/2023年度実績 主要マッチングアプリ5社比較 |
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運営会社 | 株式会社with |
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※月額料金はクレジットカード決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
withは、心理学に基づいた独自の診断テストが人気のマッチングアプリです。
性格診断や価値観テストの結果をもとに、相性の良い相手を自動で紹介してくれるため、内面の相性を重視したい人に最適です。
定期的に開催される期間限定の診断イベントでは「恋愛スタイル診断」や「理想のデート診断」など、楽しみながら相手を探せる仕組みも用意されています。
独自のアルゴリズムによって分析された「今日のおすすめ」機能もあるため、自分で探す手間を省きながら効率的に出会いを見つけられます。
3. 「ゼクシィ縁結び」婚活意識の高い会員が多い
アプリ名 | ゼクシィ縁結び |
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料金 | 男性 4,378円 女性 4,378円 |
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年齢層 | 30代〜40代 |
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累計会員数 | 210万人以上 |
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目的 | 婚活 |
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特徴 | 絶対に結婚したい方に! 真面目な婚活におすすめ |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
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※月額料金はクレジットカード決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
ゼクシィ縁結びは、結婚情報誌で有名なゼクシィを手がけるリクルートが運営する婚活特化アプリです。
30代から40代の結婚を真剣に考える会員が中心で、男女ともに有料という料金体系により、本気度の高いユーザーが集まっています。
最大の特徴は「お見合いコンシェルジュ」機能で、デートの日程調整や場所選びをプロがサポートしてくれます。
婚活初心者でも安心して利用でき「どうやってデートの約束を取り付ければいいかわからない」という悩みも解決可能です。
4. 「Omiai」利用者の真剣度が高い
アプリ名 | Omiai |
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料金 | 男性 3,900円 女性 無料 |
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年齢層 | 20代〜40代 |
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累計会員数 | 1,000万人以上 ※2024年7月時点 |
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目的 | 婚活、恋活 |
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特徴 | 累計マッチング数1億組以上(※2023年6月時点) 本気の婚活におすすめ |
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運営会社 | 株式会社Omiai |
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※月額料金はクレジットカード決済1ヶ月プランです。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。
Omiaiは、恋活と婚活の中間に位置するアプリで、20代から40代の幅広い年齢層から支持されています。
プロフィールの公開範囲を細かく設定できる「身バレ防止機能」が無料で利用可能であるため、知り合いにバレる心配も少ないのが特徴です。
また「ミッション」と呼ばれる特定の条件をクリアすることで、本来有料の男性会員も期間限定で無料メッセージが送れます。
真剣な出会いを求める一方で「いきなり結婚前提は重い」と感じる人にもちょうど良いバランスのアプリです。
注意点を理解した上で『Tinder(ティンダー)』を使おう!
Tinderは、男女ともに無料で利用できる手軽さが魅力のマッチングアプリです。
しかし、無料で気軽な出会いを求めるユーザーが多いという特性上、婚活や長期的な交際を望む人にとっては真剣な出会いにつながりにくく、「やめとけ」といった声が上がることもあります。
また、不正な目的を持つユーザーが紛れ込みやすい一面があるのも事実です。
そのため、気軽な出会いを目的とする場合でも、Tinderを利用する際はユーザー層や危険人物の見分け方をきちんと理解したうえで、安全に活用することが大切です。
真剣な出会いや安心できる環境を求める方は、本記事で紹介している他のマッチングアプリの利用も検討してみてくださいね。
ライター 川元 雄之
ほかのマッチングアプリでも一定数の業者は紛れ込んでしまうものですが、Tinderは特にその数が多いと感じました。
有料の婚活系アプリでは、登録や利用にコストがかかるため、業者や冷やかし目的のユーザーが入り込みにくい傾向があります。