マッチングアプリとは、簡単に言うと「オンラインで恋人・結婚相手の候補を探せるサービス」のこと。
気になる異性に「いいね」を送ってアプローチをし、お互いに「いいね」を送り合うとマッチングが成立します。その後はメッセージで距離を縮め、デートの約束まで進みます。
スマホ1台で出会える手軽さから関心も高まっており、今では身近な恋愛ツールの一つとして浸透しています。
マッチングアプリとは、個人同士の出会いと交流の場を提供しているアプリのこと。恋愛や婚活・友達探しなど、利用目的はさまざまです。
この記事では、婚活・恋活・デートを目的としたマッチングアプリ約300個を使用し、さらに、約100人のアプリ利用者に取材をした筆者が、恋愛コンサルタントの監修のもと、そもそもマッチングアプリとは何か、その基本機能や仕組み、料金、メリット・デメリット、危険性、初心者がにおすすめのアプリなどを紹介します。
マッチングアプリとは、簡単に言うと「オンラインで恋人・結婚相手の候補を探せるサービス」のこと。
気になる異性に「いいね」を送ってアプローチをし、お互いに「いいね」を送り合うとマッチングが成立します。その後はメッセージで距離を縮め、デートの約束まで進みます。
スマホ1台で出会える手軽さから関心も高まっており、今では身近な恋愛ツールの一つとして浸透しています。
ちなみに、これから始めてみたい方や「いまのアプリでなかなか出会えない…」という方に向けて、年代や目的ごとに定番アプリをピックアップしました。
どれも無料で始められるので、気軽に試してみるのがおすすめです。
アプリによって違いはありますが、一般的には以下の流れでマッチングが成立し、デートまでつながります。
マッチングアプリで出会うまでの流れ
アプリによって上記の流れ以外に、共通の趣味を持つ相手を「コミュニティ」から探したり、プロフィール情報をもとにおすすめの異性を自動で紹介してくれたりするサービスがあります。
また、アプリごとに主となる年代や利用目的が異なるため、自分にあったマッチングアプリを選ぶことが重要です。
マッチングアプリと混同されがちなのが「出会い系サイト」で、どちらもオンラインで出会いを探せるサービスという面は共通しています。
マッチングアプリと出会い系サイトの違いをわかりやすく、一覧表にしました。
マッチングアプリと出会い系サイトの違い
| マッチングアプリ | 出会い系サイト | |
|---|---|---|
| 安全性 | 高い | 低い | 利用者層 | 真剣な出会いを探している人が多い | 匿名性が高い サクラや業者も多い |
| 料金体系 | 月額制 | 無料 ポイント制 |
出会い系サイトとマッチングアプリの主な違いは、サービスの安全性、利用者層、料金体系です。
出会い系サイトは匿名でも利用できるため業者や悪質なユーザーが紛れやすく、必然的にトラブルに遭う可能性も高くなります。
一方マッチングアプリは、利用前に身分証明証を提出しなければなりません。年齢確認や本人確認できないとサービスが利用できないため、安全性が高いです。
また料金体系は、出会い系サイトはメール1通で何円という形のポイント制がほとんど。
一方でマッチングアプリは定額制で料金を払えば期間中はサービスが使い放題になり、高額な料金を請求される心配が要りません。
もう少し詳しく分類してみましょう。マッチングアプリはサービスにより特色や種類が異なり、大きく分けて3種類に分類できます。
・恋活アプリ
・婚活アプリ
・デーティングアプリ
さらに、結婚相談所並みのサービスをスマホ上で受けられる結婚相談所レベルアプリもあります。それぞれの特性について詳しく解説していきます。
恋活アプリとは、「結婚とまではいかないまでも、彼氏・彼女が欲しい」人向けのマッチングアプリです。
恋活アプリは結婚の本気度合いはそこまで高くないため、年齢層が若く20代〜30代前半が中心。基本的に料金は男性のみ月4,000円~5,000円程度かかりますが、女性は無料で利用可能です。
| 解説 | |||
|---|---|---|---|
| 1 | \おすすめ/ Pairs(ペアーズ) |
共通の趣味・好みで出会える ✅累計会員数:2,000万人 ✅主な年齢層:18歳~60代以上 | |
| 公式 | |||
| 2 | with(ウィズ) |
価値観が同じ相手と出会える ✅累計会員数:700万人 ✅主な年齢層:18歳~30代 |
|
| 公式 | |||
婚活アプリは、結婚相手を探したい人におすすめのマッチングアプリです。結婚したい人が多く利用しているため、20代後半〜40代の利用者がメイン。
恋活アプリと違う点として、女性も男性と同額程度のサービス利用料金を支払う必要があるアプリもあることが挙げられます。
真剣度が高いユーザーが多く、結婚願望やお互いの内面、価値観などを重視して相手選びができるサービスが目立ちます。ほとんどのアプリが男女ともに月4,000円〜4,500円程度かかります。
| 解説 | |||
|---|---|---|---|
| 1 | ゼクシィ 縁結び |
お見合いコンシェルジュがデートの日程を調整。 ✅主な年齢層:20代~40代 ✅月額料金 :男女 4,900円 | |
| 公式 | |||
| 2 | youbride (ユーブライド) | 常駐スタッフが24時間365日サポート。 ✅主な年齢層:30代~60代以上 ✅月額料金 :男女 4,500円 |
|
| 公式 | |||
デーティングアプリとはとにかく会うことを目的としたアプリのことです。恋愛目的はもちろん、まず友達から始めたい人や、アプリ上のメッセージではなく会って会話することを重視したい人にもおすすめできます。
そうした特性上、他のマッチングアプリと違いプロフィールの入力項目が少ないのが特徴。中にはAIが自動で相性のいい相手とマッチングしてくれるものや、キロメートル単位で近くにいる相手を検索できたり、すれ違いでマッチングできたりするアプリも人気です。
| 解説 | |||
|---|---|---|---|
| 1 | Tinder(ティンダー) |
若年層から圧倒的支持。男女ともに無料で使えるアプリ ✅主な居住地:日本全国 ✅主な年齢層:18歳~20代 |
|
| 公式 | |||
| 2 | Dine(ダイン) |
お店選び&予約もできるデーティングアプリ ✅主な居住地:東京 ✅主な年齢層:20代~40代 | |
| 公式 | |||
マッチングアプリには、日常生活の中での出会いにはない多くのメリットがあります。中でも大きなメリットは以下の5つ。
マッチングアプリの5つのメリット
それぞれのポイントを順に解説します。
マッチングアプリでは、多くの利用者と出会えます。
たとえば街コンや合コンでは、その場にいる数人としか知り合えません。そこでいい出会いがなかった場合、また次の機会まで待つ必要があります。
「早く恋人や結婚相手を見つけたい」と思っている人にとって、リアルの出会いは効率が悪いです。
しかしマッチングアプリは登録している全ての異性のプロフィールを閲覧でき、気になった相手にアプローチできます。効率的に理想の相手を探すのに、マッチングアプリは最適な手段なのです。
マッチングアプリでは、求める条件に合う相手を見つけやすいです。
街コンや合コンなどでは、その場で出会うまで相手が理想とする条件に当てはまるかわかりません。
その反面マッチングアプリでは条件を指定して異性を検索する機能があり、その中から相手を探せます。
年齢や居住地以外にも相手の趣味や考え方などで検索することも可能なので、理想とする相手を効率的に探すならマッチングアプリがおすすめです。
マッチングアプリは、どんな場所にいても恋活・婚活ができます。
マッチングアプリはオンラインでのやりとりを基本としているため、家にいながらでも異性とのやりとりが可能です。
オンラインデートができる機能を搭載したアプリもあるため、「対面では会えないけど相手は探したい」「スキマ時間に効率よく出会いたい」という人は、マッチングアプリを活用するメリットがあると言えます。
マッチングアプリは、街コンや結婚相談所などより安く出会いを探せます。
街コンは会費として男性が3,000円〜8,000円程度、女性は1,000円〜5,000円程度かかります。会費は毎回かかるため、月に2回行ったとしても男性は6,000円以上はかかる計算です。
結婚相談所は月の会費として1万円〜15,000円が相場です。さらに入会金やお見合い料を含めると、ゴールまでに何万円というお金がかかります。
しかしマッチングアプリは月4,000円程度、結婚相談所レベルのアプリでも月1万円程度です。こうして比較すると、マッチングアプリは出費を抑えつつ出会える方法であると言えます。
マッチングアプリは複数の相手と同時にやりとりできます。
お見合いや合コンは複数人に同時にアプローチするのが難しいため、意中の人とうまくいかなくなった場合、また別の出会いを探さなければなりません。
しかしマッチングアプリは同時並行でメッセージのやりとりができるため、効率的に相手探しができます。
メリットを一言で言うとしたら、やはり手軽さですね。手軽に使えて、手軽に出会える。
出会いと言えば合コンだった時代があります。
私が合コンの幹事をやったとき、知り合いに声をかけたんですが、出会いがないと言っている友人に声をかけたら『どういう人来るの?いい男が来るなら行ってもいいけど』と言われて、面倒だなと思いつつ男性幹事に連絡して参加者の属性をきいたりしたこともありました。
お店調べて、男女比を揃えて開催します。
その時はそれしか出会いの手段がなかったので仕方がないと思っていましたが、今思えばかなり、よくやってたなって思います。
そこまで大変なのに、知り合いの知り合いくらいまでしか呼べずに、会える異性もせいぜい3~4人です。
マッチングアプリなら、普通に生活してたら出会えない異業種の人とも出会えます。
マッチングアプリっは、出会いの概念を変えた、本当に世の中変えたぐらいの感じのものになっていると思います。
マッチングアプリには多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。ネット上での出会いだからこそ、デメリットをあらかじめ理解し、対処できるかはとても大切なポイントのひとつ。
マッチングアプリの3つのデメリット
以上のデメリットについて、詳細と対処法をお伝えしますので、ぜひ楽しいマッチングアプリ活動にお役立てください。
マッチングアプリではプロフィール写真を設定できます。しかし写真と実際に会ったときのイメージが違うことは往々にしてあります。
よくあるのが昔の写真をプロフィール写真にしていて、実際は体系や髪型が全然違うというケースです。
また近年では画像の編集が誰でも簡単にできるようになったため、加工により実物より美化された写真を使うユーザーもいます。
さらに悪質なのが、ネットから拾ってきた芸能人の画像をプロフィールに設定しているケースです。そのような事態を受け、ネット上にある画像の使用を禁止するマッチングアプリも増えてきています。
写真と実物が違わないか確認するには、次の方法を相手に提案してみましょう。
対処法
このように、会う前にお互いの顔がわかるようにすることで、イメージと違うというトラブルが防げます。
マッチングアプリはユーザーによって目的が異なります。
たとえば婚活目当てでアプリに登録したのに、会った人が恋活目的だと将来的にすれ違いが起こる可能性があります。
またすぐに結婚したい人もいれば、結婚は数年後で考えている人などさまざまです。悪質な場合だと、恋愛目的と謳いつつ身体目当てで近づいてくるユーザーもいます。
自分に合う温度感の相手を見つける方法は次の通りです。
対処法
アプリによって婚活目当ての人が集まるものもあれば、まず会うことを目的としたサービスもあります。自分に合うマッチングアプリを選ぶことで、目的がすれ違うことを防げます。
また好感を抱いたユーザーを見つけたら、会う前にメッセージでお互いの温度感を確認しましょう。
マッチングアプリは、前述の通りさまざまな安全対策が講じられています。
しかし中には一般ユーザーに紛れた業者がいる可能性も。業者の特徴は次の通りです。
マッチングアプリに潜む業者の特徴
これらの特徴に当てはまるユーザーは、業者である可能性が高いです。
業者の罠にかからないために、十分にメッセージを重ねてからLINE交換やデートの約束へステップを進めましょう。また、やりとりの中で悪質だと感じたら通報するようにしましょう。
メッセージのやり取りでデートまで取り付けるわけですから、恋愛経験がない人だと難しいかもしれません。
実際に3割ぐらいの人は登録はしたけれど、会えてないというのも聞きます。
昔よりも恋愛経験が少ない若者が増えてるというデータもありますから、そういう人たちにとってはマッチングアプリの流行は向かい風かもしれませんね。
あとは、マッチングアプリだと相手を見極める力も必用になります。
合コンだったら知り合いの繋がりから来てるわけですから、騙すような人はさすがにいない。
また、ドタキャンも合コンよりマッチングアプリの方がかなり多いです。
だからこそ、リスクもあるものと思って利用してほしいです。
マッチングアプリのダウンロード自体は無料で、メッセージの送信タイミングで有料プランに加入するパターンが多いです。
ほとんどのマッチングアプリでは、女性は無料で出会うことができますが、男性は有料プランで月4,000円ほど必要になるものが多いです。
また、各種オプション機能や有料アイテムを備えたアプリもあり、必要なシーンに活用することでチャンスを拡大できます。
※料金はすべて税込み、2025年9月現在の金額です。
※Webサイト経由でのクレジットカード決済の料金を掲載しています。
※女性料金については『ゼクシィ縁結び』『東カレデート』のみ男性と同額、それ以外は無料です。
大手マッチングアプリを比較すると、女性は基本無料のものが多く、1カ月当たりの料金相場はおよそ4,000円前後のアプリが目立ちます。
どのマッチングアプリも長期プランになるほどお得度がアップする仕組みになってますが、一度支払った料金は、期間内に途中退会しても返金されないケースがほとんどです。予算や利用期間を踏まえて上手にプランを選択しましょう。
続いて、男女別にマッチングアプリを使って理想の出会いを見つけるためのコツを解説します。性別によって使う上での重要になる点は大きく変わります。
男性がマッチングアプリを使う上で、「せっかく課金したのに誰とも会えなかった」という層が一定数います。そうなってしまうと恋活や婚活のモチベーションは下がってしまうので、会う上での基本的な知識をインプットしてから登録しましょう。
マッチングアプリで出会えるかどうかに非常に大きく関わってくるのが写真です。メインとなる1枚目の写真の質が低ければ、プロフィールは一切見られることなく弾かれてしまい、マッチングできません。
ただ、写真は抜群にイケメンでなければいけないということではありません。清潔感があって、顔が近すぎない、自然な笑顔であれば、一定数いいねを集められるでしょう。
ポイントは、デートをしている様子が想像できるものです。そういった写真にすることで、会いたいという気持ちが湧いていいねを押してもらいやすくなります。
マッチングアプリに挑戦するのであれば、あらためて身だしなみを見直すというのも1つの手です。というのも、マッチングアプリの出会いではまず外見をチェックされます。そこで良いなと思った人の内面を判断する、という流れです。
つまり、どんなに魅力的でコミュニティでは人望がある人でも、清潔感が欠けていたり髪型や服装が大きく似合っていなかったりすると、どんなに課金をしても無駄になってしまいます。
そうならないように、服装や髪型を整えてから始めることをおすすめします。
メッセージでは力を抜いて楽に送りましょう。基本的には、長文で熱のこもったメッセージは女性には引かれてしまいます。これは、「会っていない段階なのにそこまで本気になられても怖い」という感情が強いからです。
自分の良さをアピールするようなメッセージを送るのも多くの場合逆効果です。あくまでも自然体で、力を抜いたものを送り、まずは会う約束を取り付けましょう。
マッチングアプリでは、通話をすると一気に会いやすくなります。これは、女性は声のトーンや話し方、会話の波長が合うかどうかを重要視している人が多いためです。
メッセージだけだと、これらがわからず相手は不安になってしまいます。不安を抱えたまま流れで会う約束をすると、前日にドタキャンされてしまうことも増えるでしょう。
15~30分だけで良いので、会う前に通話をするのがおすすめです。
女性の場合、誰ともなかなか会えないという人はあまりいません。ほとんど顔がわからない写真でも、一定数いいねは集まるでしょう。その代わり、会っても遊び目的だったというケースがかなり多くなります。
女性はマッチングアプリを使う上で、アプリにいるヤリモク男性がどういったものなのか理解しておくことをおすすめします。というのも、女性側のプロフィールやふるまい次第で、誠実な男性をヤリモク男性に変えてしまうことがあるためです。
露出の多い写真や、「スキンシップが好き」「さみしがり」といった自己紹介文は、ヤリモク男性を引き寄せます。
また、「ヤリモクお断り」という一文も、誠実な人から敬遠され、遊び目的の人からのいいねを集めてしまうことになります。
お互いに本気になれる相手を見つけるためにも、誠実で丁寧なメッセージやプロフィールを意識しましょう。
どのアプリでも基本的には、初回デート費用という項目がプロフィールに用意されています。ここで、「男性が全部支払う」としてしまうと良い出会いのチャンスを失いやすくなるでしょう。
男性は、最初から奢ってもらう気満々な女性を敬遠します。検索で「男性が全部支払う」を表示しないように設定する人も少なくありません。
初回くらいは男性にかっこつけてほしいと思っていても、なるべく「男性が全部支払う」以外に設定しておきましょう。
メッセージだけで遊び人の男性を見極めるのは困難です。遊び人の男性は、相手に悟られないように近づいてくる人も多いためです。
早い段階で下ネタを送って来たり踏み込んだ質問をしてきたりした場合は間違いなく遊び目的といえますが、メッセージだけで相手の本質を見抜くのは難しいでしょう。
マッチングアプリでは、なるべくやり取りする人数を絞りましょう。多くても5人くらいにして、少しずつ絞り込んでいくことをおすすめします。理由は、全ての人に返信しようとすると、やり取りの内容があまりにも薄くなり、結果的に誰とも関係性を築けなくなるためです。
マッチングしたからといって、全員に返信をする必要はありません。メッセージの文面で直感的にないと判断したら、次々にフェードアウトしていきましょう。
マッチングアプリを利用するうえで、安全面やユーザーの質は誰もが気になるポイントですよね。ここでは、マッチングアプリの気になる安全性について、数値や調査結果をもとに解説します。
悪質な出会い系サイトが広まっていた頃と比べ、マッチングアプリの安全性は確実に高まっています。
男女200人にマッチングアプリの安全性について質問したところ、男女あわせて約60%が「身の危険を感じたことはない」と回答しました。
重大な危機を感じたユーザーはごくわずか。自分自身がリスクを回避する知識を身につけることで、より一層、安全にマッチングアプリを楽しめるようになりますよ。
ほとんどのマッチングアプリ運営会社は、利用者同士のトラブル防止のため「登録できるのは独身者のみ」と利用規約上に明確化しています。
もし既婚者が紛れ込んだ場合は、利用者の通報を受けて「強制退会」の措置が取られるなど、既婚者が排除システムが整っています。
安全に利用できるマッチングアプリには、次のような特徴があります。
各項目をチェックするには多少の手間がかかりますが、安心して利用していくためにも、確認して安全性に納得した上で会員登録へ進みましょう。
●事業届を出している
●国内企業が運営している
●運営会社の情報がきちんと掲載されている
●プライバシーマークを取得している
●利用規約に「独身のみが利用可」と記載
●恋人探し以外の利用をNGとしている
●有料プランの料金が明確である
●定額制である(ポイント制ではない)
●ユーザーの通報機能やブロック機能がある
●マル適マークやMSPJなどの第三者によるチェックが入っている
●本人確認を徹底している(顔写真、電話番号認証など)
マッチングアプリだからというわけではなく、男女の出会いにリスクはつきものですから、そういったこともちゃんと理解して使えば大丈夫だと思います。
ただ、ここに書かれている「登録者は独身だけで既婚者が排除される安全システムです」というのはちょっと違いますね。
免許証で独身かどうかは証明できるわけではないですし。
もし、既婚かどうかが不安なら結婚相談所を使ったほうが良いと思います。
安全なマッチングアプリの見分け方としては、警察への届けは出会い系サイトとかパパ活サイトも提出しているので、出してないよりはいいかもしれませんが、だから安全とはなりません。
また、国内企業でくくると大手のペアーズはアメリカ企業ですから、それも違うかなと。
一概にこれがあるから安全ということではなくて、大切なのはやはり、アプリの中にもいろんな人がいるし、一人ひとりの利用者を見極めていくという見る目を鍛えることが何よりも重要だということです。
マッチングアプリの安全性や運営会社側の対策などについてお伝えしてきました。が、リスクがゼロであるとはいえません。
マッチングアプリに潜む危険性を理解し、自分の身を自分で守れるようにしましょう。
ここでは、マッチングアプリを利用する際に注意するべきリスクや危険なユーザーの見極め方、男女別の注意点をご紹介します。
マッチングアプリには、業者や悪質なユーザーがいる可能性があります。
業者にもさまざまな種類が存在し、高額商材を売りつけてくる場合や、宗教の勧誘を目的とする場合もあります。一般ユーザーか業者や悪質なユーザーなのかを見極めながら利用していく必要があるでしょう。
マッチングアプリを利用するにあたり、業者や危険なユーザーかどうかはプロフィールや贈られてくるメッセージの特徴から見極める必要があります。
次のような特徴に当てはまる場合は業者や危険なユーザーである可能性が高いため、連絡を無視するか、しつこい場合は通報することをおすすめします。
間違っても、相手の誘導に乗らないよう気をつけましょう。
マッチングアプリでは、初めて会う相手に本名や住所などの個人情報を聞いてくるユーザーもいます。
悪質なユーザーの中には、個人情報の流用を目的としていることもあるためです。
住所や最寄り駅などを教えることは、ストーカー被害の原因にもなるため、アプリ内や初めて会ったときに個人情報を聞かれても、実際に会って親密になるまでは絶対に教えないようにしましょう。
多くのマッチングアプリは、一度退会するとしばらく再登録ができません。
業者やサクラはブロックや通報されることが多く、退会後にリセットしてから再登録しようとします。こうした再登録を防ぐため、多くのアプリが再登録可能までの期間を設けているのです。
一度退会してしまうと、退会前に気になる相手がいても、再登録できない期間に相手が退会してしまう可能性があります。
また、退会するとメッセージの履歴が消えてしまうため、どんなやりとりをしていたのか見返すこともできなくなります。退会する場合は、これらのデメリットを踏まえて検討しましょう。
悪質なユーザーはいますから、とにかくお伝えしたいのは、使い方を間違えないように気をつけましょうということです。
使用方法を間違えなければ、マッチングアプリは決して怖いものではありません。
大手アプリでは安全のガイドブックを公開しています。不安な方はぜひ一度、御覧ください。
・タップルのガイドブック
・ペアーズのガイドブック
男性の場合、マッチングアプリは次のようなことを目的とした女性ユーザーに注意する必要があります。
・ビジネスや宗教の勧誘をしてくる
・美人局
特に、メッセージや実際に会ったときに次のような要求をしてくる場合は、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性が高いため、速やかにブロックするか、出会ってしまった場合はその場を去りましょう。
・金銭や書類へのサインを要求してくる
・すぐに身体の関係を求めてくる
女性の場合、次のような男性ユーザーに注意する必要があります。
・遊び目的
・既婚者
・勧誘目的(宗教勧誘、金銭要求目的)
・プロフィール詐欺(写真詐欺や職業詐称)
上記のようなユーザーを避けるためにも、安全に出会えるマッチングアプリを選び、慎重に利用していくことが大切です。
実際にマッチングアプリを利用する際は、次のような点を心がけることをおすすめします。
また、もし危険人物に出会ってしまったら、速やかにその場から立ち去ることも大切です。安全な状態を確保した上でブロックと通報をして、マッチングアプリの運営に報告しましょう。
危険人物との遭遇率が高い場合は、利用するアプリを変更するのもひとつの方法です。
男女ともに気を付けて欲しいのは投資詐欺、マルチや自己啓発セミナーの勧誘です。
男性で被害が多いのはぼったくりバーです。
女性は圧倒的に性的被害に気をつけていただきたいです。
ホストクラブの勧誘、既婚者と気が付かずに付き合うことも気を付けましょう。
被害にあわないため、会うまでLINEなど個人情報を交換しないようにする、初デートは明るい時間に合うことが大切です。
安全性が高くても、マッチングアプリを利用するうえで気になるのは本当に出会えるかどうかですよね。
次の図はアプリブ編集部が独自に調査した、マッチングアプリを利用して実際に出会えた人と恋人ができた人の割合です。
このようにマッチングアプリで実際に出会えた人は80%以上、恋人ができた人は半分以上もいることが分かっています。
マッチングアプリは登録時に本人確認が取れているので、ほぼ全員が実在するユーザーです。業者や悪質なユーザーが紛れる場合もありますが、後述する安全対策によりほとんどトラブルを心配する必要がありません。
マッチングアプリで出会うまでには、およそ2週間から1ヶ月かかったという声が多いです。
マッチング成立後にメッセージなどでやり取りし、信用できる相手かを判断するためには、最低でも2週間から1ヶ月程度かかると考えている女性が多いことがわかります。
丁寧で誠実なメッセージを送ってくれて、マッチング成立後も複数回メッセージを送り合い、お互いのことを分かった上で会う約束を取り付けてくれる相手は、ある程度信用できるといえるでしょう。
マッチングアプリで恋人ができた165人に「交際までにかかった期間」を伺ったところ、平均で「約4ヶ月」という結果になりました。
以前は『ペアーズ』の公式サイトで、平均4ヶ月で恋人ができている旨の記載がありました。
またマッチングアプリの有料プランは1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4種類の期間が用意されています。
多くのマッチングアプリで6ヶ月の有料プランをおすすめとして紹介されており、おすすめに従ってもおおよそ問題ないと言えるでしょう。
ここからはマッチングアプリを実際に利用した人の口コミや体験談をご紹介します。
友だちがマッチングアプリで知り合った人とご飯に行ったと聞き、登録しました。相手の条件は同年代〜年上で、連絡がマメかつ結婚に積極的な人を探していました。
アプリを利用する中で、2歳年上の寛容な男性と出会いました。容姿はあまり良くないのですが、デートでどれだけ待たせても怒らなかったのが印象的でした。
3回デートしてその人と付き合うことになり、1年後に結婚しました。現在は子どもも授かっています。
真剣に恋人を探そうと思い、『ペアーズ』に登録しました。18歳〜27歳で、自分の多趣味を理解してくれる人を探していました。
同い歳で看護師をしている子を見つけ、自分からアプローチをかけました。
初デートは居酒屋だったのですが、緊張気味だったのが話をするうちに徐々にこやかになったのを覚えています。
その後2回目のデートで告白し、付き合うことになりました。
早く子供が欲しいと思い、結婚を目的とする人が集まるアプリをと思い『ユーブライド』に登録しました。
二つ下の女性と出会い、あいさつからメールを始めました。華やかなタイプではありませんが、一生懸命お洒落を頑張っているのに好感を持てました。
2回目のデートで付き合って欲しいと切り出し、現在もお付き合いをしています。
口コミを見てみると、20代前半~30代前半と年齢層も高すぎないユーザーが多いようです。
また、2~3回のデータを経てお付き合いに至ることがほとんどで、実際に結婚を果たしたカップルもいました。
マッチングアプリに関連した様々な情報を網羅的にお伝えしてきました。本記事の最後に、マッチングアプリ初心者の方がぶつかりやすい疑問点や不安要素について、Q&A形式でご紹介いたします。
マッチングアプリは出会い系サイトと比べると安全に利用することができますが、リスクがゼロというわけではありません。マッチングアプリは、次のような点に注意して利用する必要があります。
・宗教勧誘や金銭の要求、詐欺などに巻き込まれる可能性がある
・業者や悪質なユーザーが存在する
男女ともに、相手が一般ユーザーか業者や悪質なユーザーなのかを見極めながら慎重に利用していく必要があるでしょう。
とはいえ、各マッチングアプリの運営会社は24時間365日サポート体制を整えるなど、さまざまな安全対策を講じています。
自分の身は自分で守る意識を持ちつつ、安全な環境でマッチングアプリでの出会いを楽しんでくださいね!
マッチングアプリでは、同じ年代や趣味、目的などに応じて好みの相手とマッチングすることができます。
検索機能やコミュニティ機能などを利用し、お相手のプロフィールをチェック。気になったお相手に「いいね」を送り、相手からも「いいね」を返してもらえるとマッチングが成立します。
マッチング成立後はアプリ内でメッセージを送り合い、ランチやデートの約束ができるようになります。
アプリ内であらかじめお相手のプロフィールや価値観、結婚への本気度などをチェックできるので、デート後にスムーズに関係を進展させやすいのもマッチングアプリならではのメリットです。
マッチングアプリで何人と出会えて、そのうち何人と付き合えたのかは、いいねを送った数やアプリの利用頻度、利用期間などによって個人差があります。
「2ヶ月で20人ほどとメッセージを送り合ったけれど、実際に会ったのは4人。交際に至ったのは1人」という人もいれば、「5人とメッセージして直接会った。そのうち1人と付き合って3回目のデートでプロポーズされ、結婚が決まった」という人もいます。
マッチングアプリで出会うまでには、2週間から1ヶ月程度かかったというユーザーが多いです。マッチング成立後にメッセージを送り合い、安心して会える相手かどうか判断するためには、最低でも2週間から1ヶ月程度かかると考えて良いでしょう。
出会ってからお付き合いに至るまでの期間は、編集部が実施したアンケート調査にて、平均で「4か月」という結果が出ています。
結婚を最終ゴールとする場合は、1年から1年半程度が目安だといわれています。
現在は「アプリ婚」という言葉もあるように、マッチングアプリで付き合った相手と結婚するケースも増えています。
結婚に至る確率は、利用するマッチングアプリによっても異なりますが、1割程度、つまり10人に1人の割合で結婚できているというデータもあるようです。
婚活をコンシェルジュが本格的に支援してくれる、結婚相談所のサービスに引けを取らないレベルのマッチングアプリも登場しており、結婚を前提とした出会いを求めるユーザーが多いアプリも少なくありません。
マッチングアプリのメッセージで送る内容に悩んだら、まずは相手のプロフィールを見て、性格や趣味、好きな物から会話を広げていきましょう。
気になる点を質問すれば返信してもらえる可能性がアップします。自分との共通点があれば、そこから話を広げても良いでしょう。
プロフィールが埋まっていない相手の場合は、時事ネタや芸能ニュース、相手のプロフィール写真で気になったこと、テレビやSNSで話題になっていることなどをネタに会話を広げていきましょう。
この2つは、どちらもプロフィール写真が原因の可能性が高いです。どの段階で失敗しているかにもよりますが、マッチングしないのはプロフィールが原因です。
また、メッセージが盛り上がらないというのも、写真が原因の可能性があります。相手が写真を見て興味津々であれば、次々に質問をしてくれます。
短文で簡素なメッセージしか来なかったり盛り上がらないのであれば、プロフィールでそこまで会いたいと思ってもらえていないということです。
メッセージの内容に苦戦しているのであれば、短文・即レス・共感を意識しながら少しずつ距離を縮めていきましょう。
自己紹介は、以下の5つを肉付けしていけば完成します。
・簡単なあいさつ
・仕事内容
・趣味や休日にしていること
・自分の性格
・初回デートで行きたい場所
重要なのは、抽象的ではなく具体的に書くことです。「仕事は営業、趣味は読書、性格は優しいと言われます!ぜひカフェでお茶しましょう!」だと、どんな人なのか想像できません。
何が好きなのか、ちょっとしたエピソードを盛り込んで書けるとより良いプロフィールになります。
アプリごとに細かい機能やお得に使う方法は違います。ただ、共通していえるのは登録直後の1週間が非常に重要ということです。
どのアプリでも基本的に登録直後は異性の検索画面に表示されやすくなり、いいねは付きやすい期間です。そのため、プロフィールが未完成のまま1週間が過ぎてしまうと、ボーナスタイムを無駄にしてしまうことになります。
そのため、なるべく事前にプロフィールは用意してから始めることをおすすめします。
いまや新しい出会いのツールとして浸透している「マッチングアプリ」について、仕組みやメリット、選び方、料金面、安全性などについて網羅的にご紹介しました。
マッチングアプリは場所を選ばずスマホ1台で出会いの機会を作れるため、日常生活での出会いがない人や、新しい出会いを見つけたい方におすすめです。
自分の年代や利用目的、重視したいポイントなどに合ったアプリを選ぶことで、理想の相手と出会うチャンスを引き寄せやすくなりますよ!
これまで勇気が出なかった人も、ぜひこの記事を参考に、マッチングアプリの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、これから始めてみたい方や「いまのアプリでなかなか出会えない…」という方に向けて、年代や目的ごとに定番アプリをピックアップしました。
どれも無料で始められるので、気軽に試してみるのがおすすめです。
この記事では、マッチングアプリが向いていない・苦手・不毛だと感じる人におすすめのマッチングアプリを7つ厳選しています! 単にアプリの選び方・使い方を間違っているだけという可能性も。ぜひ内容を参考に悩みを解消し、あなたに向いているサービスを選んで素敵な出会いを探してみてください。
2025.10.20マッチングアプリとは、個人同士の出会いと交流の場を提供しているアプリのこと。恋愛や婚活・友達探しなど、利用目的はさまざまです。 この記事では、婚活・恋活・デートを目的としたマッチングアプリ約300個を使用し、さらに、約100人のアプリ利用者に取材をした筆者が、恋愛コンサルタントの監修のもと、そもそもマッチングアプリとは何か、その基本機能や仕組み、料金、メリット・デメリット、危険性、初心者がにおすすめのアプリなどを紹介します。
2025.09.29マッチングアプリを使うのが初めてで、0からの進め方やコツ、攻略法が気になるという人は多いでしょう。 この記事では、アプリの選び方から実際にパートナーができるまでのコツをすべて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2025.09.26この記事では、出会い系とマッチングアプリの違い・危険なサービスの見分け方・安全に出会えるおすすめサービスを詳しく解説します。 「出会い系アプリとマッチングアプリってどう違うの?」「どちらが自分に向いているの?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
2025.09.19「10代、高校生だけど普段の生活で出会わない人と出会ってみたい」 若い世代を中心にマッチングアプリが普及した昨今、このようにマッチングアプリを使いたいと思う人もいるでしょう。 マッチングアプリは18歳から使えますが、多くは高校生は利用不可となっています。また、アプリ選びを間違えてしまうと、30代、40代の人ばかりが表示され、同世代の人とは出会いにくくなってしまうことも。 また、マッチングアプリで会う人は必ずしも良い人ばかりではありません。 そこで出会い系サイト規制法や年齢確認について。また騙そうとする人の特徴など、知っておくべき注意点も解説します。本記事を参考にし、リスクの少ない安全性の高いアプリで、恋人や友達づくりをしましょう。
2025.09.16
恋愛・婚活コンサルタント 菊乃
ある調査では結婚相手と出会ったきっかけの1位はマッチングアプリでした。
それだけ出会いの身近な恋愛ツールとして、今、一番使われていると言っていいんじゃないでしょうか。
また、流行りもので、若い人が使うものみたいなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、アラフォーの方でも今一番使ってる恋愛ツールがマッチングアプリと言えます。