元々自動マッチングのアプリなこともあり、さほど会員数の影響は受けにくいでしょう。
デートするまでにやり取りする必要がないマッチングアプリに『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』がありますが、それぞれどういった特徴があり、どんな違いがあるのかわからないという人もいるでしょう。
そこで今回は、それぞれの特徴を紹介しつつ、会員数やユーザーの性質を解説していきます。
面倒なやり取りをせずに会えるアプリを探している人はぜひ参考にしてください。
メッセージのやり取りなしで出会えるのが特徴の『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』ですが、全く別物ともいえる違いがあります。
『Dine(ダイン)』は従来のマッチングアプリと同様プロフィールからリクエスト(いいね)を送ります。事前に行きたい飲食店を3つまで設定しておいて、いいねと同時にお店を選ぶといった流れです。
対して『バチェラーデート』では、AIが自動で毎週マッチングをして、デートの相手を決定します。プロフィールは見れず、どういった人が来るのかはわかりません。
どちらにもメリット・デメリットはありますが、相手のプロフィールを見てアプローチできるかどうかは、好みが分かれるでしょう。
それではさっそく、『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』を比較していきます。
冒頭でも解説しましたが、まずはそれぞれマッチングから会うまでの流れやシステムの違いから解説します。
相手を選んで日程調整に入るのが『Dine(ダイン)』で、相手のプロフィールが見れない代わりに全て自動で進めてくれるのが『バチェラーデート』です。
『Dine(ダイン)』の場合は、プロフィールに提携している飲食店を3つまで登録しておき、リクエストを送ると同時にお店を選択します。相手がリクエストを承認するとマッチングが成立となり、その後即日程調整に移ります。
日程調整が完了するとアプリ側が予約を済ませてくれて、あとは当日店内で待ち合わせとなります。
この時点でメッセージのやり取りは可能ですが、軽いあいさつとあらためて待ち合わせ場所の確認程度でOKです。
おおよその価格帯がわかるだけでなく、1人1,000円程度で済むカフェもあります。高級店しか選択肢にないということはないため安心してください。
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『バチェラーデート』では、相手の容姿への希望、デートエリアの希望など細かい条件を設定した上で、デート希望日を提出します。
前日朝にマッチングの連絡が来て、相手のおおよその特徴が送られてきます。ただ、顔写真などは見れません。あとは指定のカフェに行ってデートが開始です。
なお、前日の15時頃からメッセージのやり取りが可能となり、必ずしも指定のカフェに行く必要はありません。相談をして、居酒屋や飲食店への変更も自由です。
特に予約などがされているわけではないため、週末の都心のカフェだとスムーズに入れない点に注意してください。
実際に会った人に話を伺った結果、カフェではなくて居酒屋に変更にする人も多いようです。
会員数に関しては、どちらも非公開となっています。
『Dine(ダイン)』のみアプリ分析ツールAppapeにて解析すると、2022年の中では月間ユーザーが45万人を超える月もありました。元々東京、大阪、福岡、名古屋、横浜にしか対応していないとはいえ、充分なユーザー数が集まっているといえるでしょう。
なお、『バチェラーデート』の方は詳細な情報がありませんが、現状は女性不足でキャンセル待ちが発生するケースもあるようです。
元々自動マッチングのアプリなこともあり、さほど会員数の影響は受けにくいでしょう。
『Dine(ダイン)』ゴールド会員料金表(23歳以上)
プラン | 料金 |
---|---|
1ヶ月プラン | 6,500円/月 |
3ヶ月プラン | 16,800円(5,600円/月) |
6ヶ月プラン(+デート保証) | 28,800円(4,800円/月) |
12ヶ月プラン(+デート保証) | 34,800円(2,900円/月) |
『Dine(ダイン)』ゴールド会員料金表(22歳以下)
プラン | 料金 |
---|---|
1ヶ月プラン | 3,900円/月 |
3ヶ月プラン | 9,900円(3,300円/月) |
6ヶ月プラン | 17,400円(2,900円/月) |
12ヶ月プラン | 28,800円(2,400円/月) |
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『バチェラーデート』の料金表
お手軽プラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|---|
1ヶ月プラン | 9,800円/月 | 19,800円/月 | 29,800円/月 |
3ヶ月プラン | 8,800円/月 (一括26,400円) | 17,800円/月 (一括5,3400円) | 26,800円/月 (一括80,400円) |
6ヶ月プラン | 7,800円/月 (一括46,800円) | 15,800円/月 (一括94,800円) | 23,800円/月 (一括142,800円) |
12ヶ月プラン | 6,800円/月 (一括81,600円) | 13,800円/月 (一括165,600円) | 20,800円/月 (一括249,600円) |
料金に関しては、『バチェラーデート』の方が高いのが現状です。何もせずとも自動でデートが決まるというシステムなこともあり、他アプリよりもやや高めになっています。
プランは細かく分かれていますが、上級プランにすることでより高レートの、人気女性とマッチングしやすくなります。
『Dine(ダイン)』もその他のアプリと比較すると少しだけ高い傾向です。22歳より年齢が上かどうかで費用が分けれていることもあり、良心的といえるでしょう。
「Pairs(ペアーズ)」をはじめとした恋活アプリの相場が月約4,000円なので、若干高い傾向です。
ただその分『バチェラーデート』に関しては必ずデートが確約されているメリットがあります。
アプリの性質上会員のデータを取るのが難しかったため、利用目的に関する口コミを集めました。
あくまで傾向としては、『バチェラーデート』は婚活寄りで、『Dine(ダイン)』は婚活というよりも恋活寄りのユーザーが多い印象を受けました。
また、実際に使った感想としては、『Dine(ダイン)』はとにかく美味しいご飯を食べたいだけといったユーザーも一定数見受けられました。
大手マッチングアプリを年齢と目的で分類すると図のようになります。
どちらもマッチングのシステム自体が独特ですが、特徴的なのが『バチェラーデート』は完全審査制である点です。
プロフィールと写真を運営がチェックし、不正や詐称、なりすましがないかをチェックする一次審査と、実際にデートをして異性から一定以上の評価を得る二次審査があります。
なお、一次審査では年収やスペック、ルックスを評価されるというよりは、明らかな詐称がないかをチェックしています。これにより、ある程度きちんとした人のみが利用可能です。
また、『バチェラーデート』はデート後に相手から成績表を付けられて、その評価の高さによって出会える相手が変わります。評価が一定以下に下がると強制退会となるため、ある程度マナーの良いユーザーのみとデートができるようになっています。
『Dine(ダイン)』においては特にそういったシステムはなく、誰でも自由に利用可能です。
どちらのアプリも公的な身分証を提出し、本人確認をした上でしか利用できません。連絡先の交換以前に即デートへと発展することもあり、怪しい副業を勧められたりロマンス詐欺による怪しい商材を売りつけられるといったリスクも低いでしょう。
また、店もアプリ側が指定した場所が基本となるため、近年流行しているぼったくりバーに連れられてしまうといったことも怒りません。
次は、『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』を実際に使った感想を紹介していきます。
用意されている飲食店がどれもおしゃれなことにより、店選びで苦労する手間が省けるのは大きな魅力でした。
また、『Dine(ダイン)』に登録しているユーザーは、そもそもメッセージのやり取りが面倒と感じている人が集まっているという印象です。そのため、交際に発展する上での価値観が合う可能性が高いと感じました。
他のマッチングアプリでは、メッセージを面倒がるとそもそも誰とも会えないなんてこともあるため、連絡が苦手派な人にとっては快適に利用しやすいでしょう。
いいねを押すとデート確定となることから、マッチングのハードルが高いという声も実際のユーザーから話を伺いました。
プロフィールで会っても楽しい時間を過ごせそうと思ってもらうため、安心感を与えられるよう意識するのがポイントです。
『バチェラーデート』の良かった点としては、本当に一切なにもせずともデートの日程が決まっていく点です。
プロフィールを作る作業、気になる相手を検索する、メッセージ、通話、日程調整、デートの店決め、といった工程は全てなくなります。
多くの人とデートしたいけどなかなか組めないという人は、他のアプリと併用するのにも便利でしょう。
『Dine(ダイン)』の残念に感じた点としては、美味しい食事を奢ってもらうのが目的のユーザーがどうしても紛れてしまっている点です。
そういったユーザーはプロフィールには「将来を考えられるパートナー探し」などと書いているケースも少なくない上、メッセージのやり取りも基本的にはほぼしないアプリなので判別ができません。
店の変更や奢りかどうかの確認など、事前のメッセージのやり取りで揉め、ブロック・通報されてしまうケースもあるようです。
他アプリとは違い、相手の人間性を見極めずに会うのは一定のリスクがあるでしょう。
『バチェラーデート』では相手の顔写真を見ずにデートに行くため、どういった相手が来るか分かりません。
希望条件を提示するもののぴったり合った人が毎回来るわけではなく、他のアプリではアプローチする可能性が低い相手とマッチングするケースもありました。
相手からもらえる評価を上げないと高評価の人とマッチングしにくくなるため、理想の人と出会うにはレート上げの期間が必要な点が、仕方ない部分ではありながらやや残念に感じました。
また、そもそもデートまでの過程やメッセージのやり取りを楽しみたいという人にはあまりおすすめできません。
審査があるとはいえ、どういった人が来るかはわかりません。
『バチェラーデート』というコンテンツ自体を楽しもうと考える姿勢があるかが向いているかのポイントとなるでしょう。
最後に、『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』がどういった人におすすめなのかそれぞれ解説します。
『Dine(ダイン)』は、メッセージのやり取りが面倒に感じる人にはぴったりのアプリです。また、同じくやり取りが面倒な人や苦手な人が集まっているため、連絡頻度に関する価値観は合いやすいでしょう。
元々センスの良いお店ばかりが用意されているだけでなく、相手の提示している店を選ぶだけなので、デートに誘うのが苦手な人や店選びが面倒な人にも使いやすいでしょう。
『バチェラーデート』では、『Dine(ダイン)』以上に時間がかかることなくデートの予定が決まります。
顔写真を公開する必要がないため身バレのリスクもなく、写真で判断されることもありません。
プロフィールを作り込んでいいねをもらうための工夫をするといった必要もなく、他のアプリではなかなかマッチングできなかった人にもおすすめです。
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
今回は、『Dine(ダイン)』と『バチェラーデート』の2つを比較し、解説しました。どちらもやり取りなしで出会えるマッチングアプリですが、使用感や向いている人は大きく異なります。
とにかく自動でデートに行きたい人は『バチェラーデート』、顔写真や自己紹介文を見て相手を決めたい人には、『Dine(ダイン)』がおすすめです。
どちらも魅力的な人と出会うチャンスが多いアプリなので、面倒なやり取りなく出会えるアプリを探している人は、ぜひ自分に合った方を登録してみましょう。
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