結論から言うと、『Pairs(ペアーズ)』にサクラはいません。マッチングアプリではサクラを雇うこと自体が違法行為です。万が一、サクラを雇っていることが発覚すれば、詐欺罪で捕まるリスクがあります。
定額制のサービスであるうえ、すでに利用者が2,000万人以上もいる『Pairs(ペアーズ)』にとって、大きなリスクを背負ってまでサクラを雇うメリットはどこにもないのです。
『ペアーズ(Pairs)』は会員数2,000万人以上を誇る人気マッチングアプリ。
運営形態や会員数の多さからサクラはいないことがわかりますが、業者は紛れ込んでいる可能性があります。
この記事では、ペアーズ利用の上でおさえたいサクラ&業者の違いや特徴、見分け方・対策法を解説します! 記事の内容を参考に、安全安心で出会いを探してみてくださいね!
大手マッチングアプリを年齢と目的で分類すると図のようになります。
結論から言うと、『Pairs(ペアーズ)』にサクラはいません。マッチングアプリではサクラを雇うこと自体が違法行為です。万が一、サクラを雇っていることが発覚すれば、詐欺罪で捕まるリスクがあります。
定額制のサービスであるうえ、すでに利用者が2,000万人以上もいる『Pairs(ペアーズ)』にとって、大きなリスクを背負ってまでサクラを雇うメリットはどこにもないのです。
ただし、サクラと混同しがちな業者はいる可能性はあります。業者は一般ユーザーとして巧妙に紛れ込んでいるため、どれだけルールを設けようと徹底的に排除することは難しいからです。
マッチングアプリにはサクラがいると疑われがちです。実際にサクラや業者と思われるユーザーがいたという報告も少なくなく、それは『Pairs(ペアーズ)』に限ったことではありません。
サクラと業者は一見して似ているため混同されがちですが、実態は似て非なるものです。それではまずは「サクラ」と「業者」、それぞれの特徴や違いについて見ていきましょう。
サクラ | 業者 | |
---|---|---|
主体 | アプリの運営 | 運営とは無関係 |
目的 | アプリ内で課金をさせる | 他の有料サイトへの勧誘や詐欺などさまざま |
ターゲット | 主に無料会員 | マッチングアプリを使い慣れていない会員 |
活動場所 | アプリ内 | アプリ内およびリアルの出会い |
特徴など | 有料サービスやポイント課金を行うアプリに多い | ありとあらゆるアプリに紛れ込んでいる |
「サクラ」とは運営が用意した「ヤラセ」のアカウントのこと。出会いを求める普通の利用者とは違い、運営側の人間です。
サービスの登録者数を多く見せたり、賑わっている様子をアピールしたりする目的で使われます。また男性の気を引いて有料会員へ促したり、課金アイテムを購入させたりすることもあります。
一方の「業者」は運営側とは関係がありません。マッチングアプリを利用して、個人情報の回収やぼったくり店への誘導、マルチ商法などを行うアカウントのことを指します。
一般のユーザーとの判別が難しいケースも多いため、トラブルにあわないためには、あなた自身でしっかりと見極めることが大切です。
『Pairs(ペアーズ)』は、女性なら無料で利用できます。無料で使えるマッチングアプリがあるのにわざわざ有料アプリを使う理由がないため、女性として活動する業者が多いのが現状です。
また、男性は女性からのアプローチが少ないので、連絡があると期待してしまいがち。業者は男性の下心に巧みにつけ込んでアプローチしてくることが多いです。
「マッチングしたのに返事がこない」という状態が続けば、「相手はサクラ…?」と疑う人もいるでしょう。
しかし、前述のとおり『Pairs(ペアーズ)』にサクラはいません。出会えないと感じている人は、サクラに似た特徴を持つユーザーとマッチングしている可能性があります。
サクラや業者と勘違いしやすいユーザーの特徴をおさえておきましょう。
・やりとりは続くけど、会う素振りを見せない
・身バレを気にして、自分の話をしたがらない
・メッセージの返信がない、続かない
女性は無料で使えるため、ひまつぶしとして『Pairs(ペアーズ)』を利用している人もいます。メッセージのやりとりだけが目的の人は、仲良くなってもデートの誘いに応じなかったり、都合の悪い質問には答えなかったりする傾向にあります。
相手が恋活や婚活を目的にしていなければ、それ以上の関係は望めません。ただし、警戒心が強い女性で、会うことに慎重なだけという可能性も。一気に距離をつめすぎず、徐々に仲良くなることを意識するとよいでしょう。
また相手があまりアプリにログインしておらず、メッセージの返信がなかなかない場合は、相手によい人が見つかっているか、そもそも積極的に出会いを探していない可能性が考えられます。
タイミング悪く、すでに別の人とうまくいってしまっている可能性もあるでしょう。
恋活・婚活は、出会うタイミングも非常に重要です。メッセージの返信が長期間ない場合は、その人とは縁がなかったと切り替えて、ほかの人を探しましょう。
なかにはペアーズが「使いにくい」と感じる人もいるかもしれません。
ここからは、出会いコンパスが自信を持っておすすめできる『Pairs(ペアーズ)』以外のサクラがいないアプリを3つご紹介します。
「with(ウィズ)」は「2023年 オリコン顧客満足度調査 恋活・婚活マッチングアプリ」で、総合ランキング3位を獲得したおすすめのマッチングアプリです。
運営会社は株式会社with、国からインターネット異性紹介事業の認可を受けています。
公的な本人確認書類の提出と、Facebook(友達が10人以上)とSMS(電話番号)認証が必須なため、『Pairs(ペアーズ)』同様サクラはおらず、さらに業者が入りづらいです。また、24時間監視と通報機能が完備されているので、怪しいアカウントを通報すると、運営側が素早く対処してくれます。
独自の性格診断が人気ですが、業者はわざわざ診断まで受けてプロフィールを作り込んでいる人は少ないため、そういった部分でも見極めがしやすいです。
『with』の基本情報
月額料金 | 男性 3,600円※ 女性 無料 |
---|---|
累計会員数 | 1,000万人以上 (2024年2月時点) |
運営会社 | 株式会社with |
「タップル(tapple)」は国内最大規模の会員数1,700万人を誇る、マッチングアプリです。
マッチング率が高いことにも定評があり、毎日40万組以上のマッチングを生み出しています。
利用は完全匿名ででき、登録時に連携したSNSなどに勝手に利用状況が投稿されることもないので安心して使えます。
そんなタップルの運営元は、大手IT企業のサイバーエージェントのグループ企業。最新のIT知識を活かした厳重なセキュリティー対策に取り組んでいるため、個人情報流失などの心配もありません。
『Pairs(ペアーズ)』と同じく、サクラを雇う必要のない料金体系を採用しているため、安心してマッチングが行えます。
『タップル』の基本情報
月額料金 | 男性 3,700円※ 女性 無料 |
---|---|
累計会員数 | 2,000万人以上 (2024年4月時点) |
運営会社 | 株式会社タップル |
「Omiai」は、累計利用者数900万人以上、恋活・婚活への真剣度が高いユーザーが多数集まるマッチングアプリです。
不正利用を発見した場合には、該当ユーザーに対して強制退会・アカウントの再作成防止といった適切な措置を執ることを提言しています。
さらに過去に悪質・不正とみなされる行為をしたユーザーには、イエローカードのマークが表示されるしくみも。これによりひと目で「要注意人物」かどうか判別できます。
株式会社Omiaiが運営しており、セキュリティ・安全対策もしっかりとられているので安心です。
『Omiai』の基本情報
月額料金 | 男性 3,900円※ 女性 無料 |
---|---|
累計会員数 | 1,000万人以上 (2024年7月時点) |
運営会社 | 株式会社Omiai |
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
ここでは、出会いコンパス編集部がクラウドワークスのアンケートを利用し、独自に集めた『Pairs(ペアーズ)』のサクラや業者に関する口コミをご紹介します。
サクラっぽい人が少ないなと感じました。
他のアプリではサクラや業者なのでは? と感じる人も多くストレスを感じることもありましたが『Pairs(ペアーズ)』は少なかったです。
登録者数が多いから仕方ないのかもしれませんが、業者の勧誘のようなものにあったこともあります。ただしサクラと思しきユーザーは見当たりませんでした。いずれにせよ自分で見極める力が大事だと感じています。本来は安心して使えるサービスですし、現に友人はこちらのアプリで結婚までたどり着いたので、焦らずに探せば出会える気がしています。
『Pairs(ペアーズ)』を利用している人は比較的、他のアプリに比べて恋愛に対して真面目に向き合っている人が多い印象を感じました。ここでの出逢いをきっかけに将来の結婚まで考える人も多かったです。
また、サクラや怪しい副業などを勧誘してくる変なユーザーも少ない印象でした。『Pairs(ペアーズ)』は利用者が安心して使えるマッチングアプリだと思いました。
他のサイトよりも多少、男性の利用料金が高いと感じました。もう少し安い金額で利用出来れば落ち着いて自分の恋愛にも向き合えると感じました。
『Pairs(ペアーズ)』は他のマッチングアプリに比べるとマッチ率が高く、始めて1ヶ月ほどで3人の方とデートに行くことができました。そのうちの1人はやりとりを始めて、1週間くらいでデートに行けました。
出会った人も、夜の店に勧誘したり、サクラのような言動をしたりする方はあまりおらず、真面目な方と出会うことができました。その後の関係にも発展しやすいので、『ペアーズ』は本気で恋人や結婚相手を探している人にはおすすめのアプリです。
他のマッチングアプリだとなかなか出会えなかったですが、『Pairs(ペアーズ)』だと割と早くに出会えましたね。自分がアプローチしてからじゃないと無理だと思っていましたが、女性からのアプローチもあり驚きました。
少数ですが業者っぽい人もいますね。ただ他よりは少ないイメージ。
口コミを見てみると『Pairs(ペアーズ)』にサクラはいないものの、たまに業者は紛れていることがわかりますね。
『Pairs(ペアーズ)』にサクラがいないと言える理由について、詳しく解説していきます。
『Pairs(ペアーズ)』にサクラがいない・業者が少ない理由
『Pairs(ペアーズ)』を運営する株式会社エウレカは、NASDAQに株式公開しているMatch Group Incの傘下にあるサービスです。
「出会い系サイト規制法」を守って運営を行ううえで、サクラのバイトを雇っていることが発覚すれば詐欺罪に問われる恐れがあります。
関連会社の不祥事は株価にも大きく影響するため、リスクを背負ってまでサクラを雇うメリットは少ないと考えられます。
サクラはメッセージをたくさん送って、ユーザーにポイントを課金させることが目的です。
しかし『Pairs(ペアーズ)』では月額課金制の料金体系を採用しています。そのためサクラを雇い、ユーザーをそそのかしてメッセージの返信を促しても、そのユーザーが払う料金は変わらず運営側の収益は増えません。
つまり、わざわざサクラを雇うメリットが運営側にはないのです。
『Pairs(ペアーズ)』ではなりすましを防ぐため、メッセージ機能を利用するには本人確認が必須となっています。
本人確認では『Pairs(ペアーズ)』に登録していた情報が本当に正しいのかどうか証明するため、運転免許証や健康保険証といった公的身分証明書を写真に撮って運営に送る必要があります。
送られた情報は運営サイドで見落としがないよう運営サイドで1件ずつ確認しており、少しでも相違がある場合には利用できません。
なお『Pairs(ペアーズ)』には、「本人確認済み」のユーザーだけを表示できる検索機能があります。
この機能を利用するには自分も本人確認を済ませている必要があるため、業者を避けたいという人は、忘れずに手続きをしておきましょう。
さらに、『Pairs(ペアーズ)』では24時間365日、業者が紛れ込んでいないかアカウントのプロフィールやメッセージなどを1通ずつ監視しています。
不審なユーザーや業者は発見次第、是正勧告や強制退会の措置を行っているため、業者が活動しにくい環境が整っています。
ただし業者については数などが把握しきれないことや、巧妙な手口で紛れ込んでいる場合もあり、完全に排除することは難しいようです。
ここからは『Pairs(ペアーズ)』にいる業者の種類について解説します。
目的 | |
---|---|
マルチ ビジネス勧誘 |
自然に打ち解けつつマルチビジネスに勧誘する |
アドレス回収業者 | LINEやメールアドレスを聞き出し 悪徳業者に売り渡す |
宗教勧誘 | 一見宗教に見えないボランティアや セミナーに誘いマインドコントロール |
風俗・援デリ勧誘 | セクシーな女性を装って違法な風俗や援デリの利用をするように勧誘する |
詐欺サイト誘導 | 理由をつけてURLやQRコードを 送り詐欺サイトへ誘導する |
ぼったくり店誘導 | デートの約束を取り付け ぼったくり店へ誘導する |
マルチビジネスは別名ネットワークビジネスともいわれ、本来の目的を隠して販売組織への加入を勧誘する行為を指します。
一般的ユーザーを装って狙ったターゲットに近づき、通常のアプローチを仕掛けて信用させ、自分の展開しているビジネスや、マルチ商法などに誘い込むのが手法です。
具体的には「投資や自己啓発のセミナーに参加しないか」「すごい人に会えるんだけど行かないか」などの謳い文句で、目的の勧誘先へと誘導します。
アドレス回収業者とはマッチングアプリの一般ユーザーを装い、メールアドレスやLINEのID、電話番号などの個人情報を収集する業者です。
アドレス回収業者の目的はマッチングアプリの会員の個人情報を入手し、そのリストを名簿業者に売って利益を得ることです。
安易に個人情報を渡してしまうと、後に思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるため細心の注意が必要です。
宗教勧誘の特徴は出会ってすぐは、宗教とまったく関係のない「コンサート」や「ボランティア活動」「ヨガ」を一緒にしないかという口実で誘ってきます。
普通の出会いを装って近づいてくるのが手口のため、すぐに宗教勧誘かどうか見極めることは難しいかもしれません。
典型的な例としては、セミナーを名目に誘い出し、少しずつマインドコントロールにかけていくというものがあります。エスカレートしていくと、泊まりがけのセミナーや1週間程度の長期セミナーを行います。
「宗教やビジネスの勧誘はお断りします。通報します」とプロフィールに書くことで対策しましょう。
風俗・援デリ勧誘とは風俗店へ来るように勧誘したり、援交やデリヘルを持ちかけたりする業者を指します。
こうした業者のプロフィールで特徴的なのは、セクシーな写真設定や性的な自己紹介文になっていること。
このような性的サービスに勧誘する業者の多くは営業許可を取っていない違法悪徳業者です。マッチングアプリの利用規約に反しているのはもちろん、トラブルに巻き込まれる危険性も高いです。絶対に関わってはいけません。
外部の詐欺サイトへ誘導する業者にも注意が必要です。マッチング直後にメッセージで外部サイトのURLを送りつけアクセスや登録を促すパターンが多いので、そういったメッセージが来たら絶対に開封しないようにしましょう。
外部サイトへ誘導しようとする時点で、相手にする必要はありません。直ちにメッセージを取りやめ運営へ報告してください。
女性と手を組んで、男性をぼったくりバーに誘いこみ、数万円から数十万円といった高額な飲み代を請求する悪質な業者も存在します。
「気になるお店があるんだ」「○○に行こう」と、女性が積極的に飲みに誘ってくる場合は、疑ったほうがよいでしょう。
もし他のお店を提案しても、そのお店にこだわるなら、ぼったくり店に誘導される可能性大。違和感を覚えた時点で、ブロックするのが賢明です。
業者にはプロフィールやメッセージに共通して見られる特徴があります。
いざそういった危険な業者に出会ってしまった際に見分けるヒントとなりますので、しっかり抑えておきましょう。
業者である可能性が高いプロフィールの特徴
登録しているプロフィール写真が芸能人並みの美男美女や外国人の写真が1枚のみの場合、業者の可能性を疑いましょう。
本人の写真ではなくネットから拾ってきた赤の他人の写真を無断利用している可能性が高いです。
またプロフィール写真が頻繁に変わる人にも要注意! どの写真を使えば釣れるのかを試している可能性が高いです。
通常きちんと出会いを求めている女性は、不特定多数の人に胸元が見える写真や水着姿の写真など露出度の高い写真を公表することに抵抗があるもの。
そのためプロフィール写真にそういったものを選ぶことはありません。
本気で出会いを求めている女性は、体目当ての男性を避けます。過度な露出をした女性は、相手の興味を引く業者のハニートラップと判断しましょう。
恋活・婚活に対する真剣度の高いユーザーは、プロフィールを充実したものにする人が多いです。
反対に業者は複数のアカウントを作ることが多いため、一つひとつのプロフィールに丁寧に作成することができず、結果、必須項目だけを埋めた内容の薄いプロフィールになります。
まずはマッチング前にプロフィール項目と自己紹介文をチェックし、あまりにもスカスカなプロフィールのユーザーは業者を疑いましょう。
高級料理やブランド品、旅行の写真をアップして、お金持ちアピールをしている人にも注意しましょう。豪華な生活を装って興味を引き、投資や副業の勧誘をしてくる可能性があります。
「投資してる?」「今の収入で満足してる?」などの言葉が出たら、業者の可能性大。「絶対に儲かる」など甘い誘い文句を使う人には、くれぐれも注意しましょう。
マッチングアプリでは、投資などの勧誘を禁止しています。投資や副業の勧誘があった時点でブロックし、『Pairs(ペアーズ)』の運営へ報告してください。
プロフィール欄に個人の連絡先が記載されている場合も、業者と見て間違いありません。
LINEIDやメールアドレスをそのまま載せると規約違反となり掲載できないため、「名前がLINEIDになっています」とぼかしたり、絵文字やその他の言語で表記したりすることが多いようです。
不特定多数が見るプロフィール欄に連絡先を載せているのは、普通ではありません。間違っても、いいねしないようにしましょう。
業者である可能性が高いメッセージの特徴
業者は一度に複数人とやりとりをするため、手間を省くためにテンプレートの文章を用意しています。
そのため最初のメッセージが異様に長い人は、業者の可能性が高く警戒が必要です。
恋活・マッチングアプリ・占いの総合情報サイト「シッテク」を運営する株式会社ベビーカレンダー(旧株式会社クリプタル)の調査によると、マッチング後にLINE交換をするまでの平均的な日数は男性が2~3日(36.7%)、女性で1週間程度(29.3%)がもっとも多いことがわかりました。
相手の人となりを知るために、数日~1週間程度の時間をかけることをおすすめします。
マッチングしてすぐに連絡先を聞いてくる場合は、LINEのID収集や乗っ取り、フィッシング詐欺を行う業者の可能性があります。
そういった業者はURLを送りつけ、LINEを教えた途端に連絡が途絶えるかアプリから退会する手法をとります。
信頼できる相手だと確信が持てるまで、アプリ上でメッセージのやりとりを続けたほうがよいでしょう。
マッチングして数回のメッセージのやりとりをしただけで「いつ会える?」「暇なんだけど会えない?」とすぐに会おうとする人も怪しいです。
特に日時や場所を相手が指定する、イベントやセミナーへ誘ってくる場合は確実にアウト! すぐに『Pairs(ペアーズ)』の運営に通報し、返信しないようにしましょう。
メッセージのやり取りを始めてからすぐに「アプリではなくLINEで話したい」という理由をつけてURLやメールアドレスを提示してくる人も業者の可能性が高いです。
誘導先はほぼ詐欺サイトとみて間違いなく、アクセスしてしまうことであなたに損害が発生してしまうおそれも。絶対にURLを開かないようにしてください。
メッセージのやり取りの中でお金の話ばかりしてくる相手も疑ってかかりましょう。
直接的に「株式投資で100万円儲けるからやってみないか?」「片手間で簡単に月収50万円の収入を手に入れられる」と勧誘されれば、間違いなく詐欺です。
少しでも興味を持つそぶりを見せたら最後、すぐに会おうとするかもしれません。「楽な稼ぎ方を教えてあげる」と投資やネットワークビジネスを持ちかけられることになるので、お金の話題には決して乗らないようにしましょう。
「好きなことで生きる」や「自由が好き」などの耳触りの良い言葉を頻発してくる人も信用してはなりません。
一見ポジティブなワードが度重ねて出てくる場合は、業者を疑い警戒してください。
業者はネットワークビジネスへの勧誘や個人情報の収集が目的のため、一方的に会話を進めることが多い傾向にあります。高額商品を売りつける、自社のサイトへ誘導するなど、自分の目的達成しか考えていないためです。
会話のキャッチボールができない人には気をつけてください。
今まで紹介した特徴に当てはまる人は、相手からサクラや業者だと怪しまれるおそれがあります。
出会いのチャンスを逃さないためにも、下記のポイントを意識して、サクラに間違えられないよう注意してくださいね。
■サクラ・業者に間違われないようにするためのポイント
・すぐにLINE交換を迫らない
・マッチング後にすぐに会おうとしない
・お金の話は、価値観を確認する程度にとどめる
・一方的にならないよう、会話のキャッチボールを意識する
ここからは、業者に騙されないための対処法を5つご紹介します。
『Pairs(ペアーズ)』では本人確認できたアカウントには、「本人確認バッジ」が付きます。公的証明書と本人写真を用意することが難しい業者は本人確認済みバッジがないケースが多いです。
逆にしっかりと「本人確認バッジ」があるアカウントは、業者ではないと判断することができます。
メッセージのやりとりを始めて間もない相手から個人情報を聞かれたときは、相手が提示してきたとしても、こちらは開示しないようにしましょう。
中には個人情報を集めて、それらを売り捌くことが目的の業者もいるので、脈絡なく個人情報を求めてきた場合には十分に警戒してください。
URLを送られ、アクセスを促される場合もあります。
「このサイトで簡単に稼げたよ!」などの誘導のほか、「スマホの調子が悪いからこっちに連絡して」と一見業者とわかりにくい方法でURLを送られてくることも。
いずれにせよ、URLが送られてきたときは安易に開かないことが鉄則です。
投資やネットワークビジネスへの勧誘は、固く禁じられています。そういったメッセージが送られてきた場合は、躊躇無くペアーズの運営に通報しましょう。
マッチングした女性がどんなに魅力的でも、すぐにLINEを交換したり、会ったりするのはリスクが高いといえます。
メッセージのやりとりを重ねたうえで、ある程度お互いのことを知ってから、デートに誘う・応じるようにしましょう。「やりとりの中で違和感がないか」「相手の言うことに整合性があるか」をよく見極めてくださいね。
『Pairs(ペアーズ)』利用時には、サクラや業者以外にも注意すべきユーザーがいます。メッセージの内容やプロフィールをしっかりチェックし、自分で自分を守ってください。
『Pairs(ペアーズ)』に限らず、体目的でマッチングアプリを利用している人は少なからずいます。そういった人は昼間に会うことを拒む傾向にあり、お酒が飲める場所に行くことを好みます。
会ってしまったら自分が傷つく可能性があるので、怪しいと感じたら会わないようにするかブロックするようにしましょう。
既婚者は『Pairs(ペアーズ)』に登録することはできません。しかし独身証明書を確認するわけではないため、身分を偽る既婚者を防ぎきれないのが実情です。
少しでも怪しい素振りが見えたら、これ以上やりとりをするのをやめ、不用意に傷つかないようにしましょう。
大手のマッチングアプリだからといって、パパ活女子がいないとは限りません。
20代前半の女性のプロフィールに「一回り以上年上がタイプ」「支援してほしい」などと書いている場合は、パパ活女子の可能性が高いといえます。またマッチングした相手が10歳以上年下の場合も、パパ活を疑ったほうがよいでしょう。
パパ活女性にかかわると、思いもよらないトラブルに巻き込まれるおそれがあります。もしパパ活を匂わせるようなメッセージがあった場合は、速やかに離れるのが賢明です。
女性は無料で利用できるため、中には食事目当てで『Pairs(ペアーズ)』を利用している人もいます。
恋愛関係に発展しなかった結果、食事目当てになってしまうケースもあるので、会う前から見抜くのは難しいのが実情です。
とはいえ、「女性から高いお店を指定してくる」「毎回女性が財布を持ってこない」など、明らかに怪しい場合は相手との関係を見直したほうがよいでしょう。
長期間ログインしていないユーザーは、業者のダミーアカウントの可能性があります。
単に登録後放置されているだけの可能性もありますが、いずれにせよ、実際の出会いには結びつきにくいです。一定期間動きがなければ、ブロックしてマッチングを解除しましょう。
『Pairs(ペアーズ)』を利用する中で怪しいと感じたときや、他サービスへ誘導されたときは、すぐに運営に違反報告をしましょう。
もし身の危険が及ぶような可能性がある場合は、警察へ連絡することも検討してください。
違反報告手順
怪しいと思ったら、その時点で関わらないようにするのが一番です。
「日本人のはずなのに日本語が怪しい」「変なURLが送られてきた」「投資に勧誘された」という場合は、下記の手順で速やかにブロックしましょう。
iPhone・Androidアプリ、ブラウザ版(PC)からのブロック手順
ブラウザ版(スマートフォン)からのブロック手順
違反報告をしても、そのことを『Pairs(ペアーズ)』が他のユーザーに伝えることはありません。
ブロックをすると、マッチング前の場合は自分のプロフィールが相手に表示されなくなり、マッチング後なら相手のメッセージリスト上に「退会済み」と表示されます。
違反報告やブロックをしても、相手に特定される心配がないため、安心して利用できます。
すでにLINE交換をしてしまったあとでも、おかしいと感じたらすぐにブロックしてください。
その場合、LINEのプロフィールに住所や個人が特定できそうなメッセージや画像を載せている場合は、削除しましょう。さらに表示名とIDも変えておくと安心です。
『Pairs(ペアーズ)』にサクラはいませんが、業者が紛れている可能性はあります。
どれだけ運営がしっかりしていても、全ての業者を排除するのは難しいもの。業者に出会ってしまうのは仕方ない面もあるため、自分でしっかりと対策を取ることが重要です。
今回ご紹介したプロフィールやメッセージの特徴、本人認証バッジの有無を確認し、怪しいユーザーには警戒を怠らないようにしましょう。
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