『Jメール』は各種の届出と安全対策を行っている、信頼性の高い出会い系サービスです。ですが『Jメール』を利用し詐欺を働こうとする業者や悪質ユーザーが紛れ込む可能性も否定できません。
出会い系アプリで実際に起きている主な詐欺の手口と、トラブルに巻き込まれそうになったときの対処法をチェックしていきましょう。
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割は「複数のアプリを併用」しています。アプリを1つしか利用してない方は、出会いづらい状態と言えます。
5つの質問に答えるだけで、あなたにピッタリのアプリがわかる診断を試してみてください。
Jメールは「有限会社エムアイシー総合企画」というIT情報サービス業や広告代理業を手掛ける会社によって運営されています。
またインターネット異性紹介事業届出を提出し、国の許可を得て運営されていることが明らかになっています。
そのため、サービス自体の安全性・信頼性はともに高いことは確かです。
・総務省 第二電気通信事業:届出番号 H-15-763
・インターネット異性紹介事業届出・認定済み:第90080006000号
『Jメール』の基本情報
| 料金 | 男性 メッセージ1通70円※ 女性 無料 |
|---|---|
| 累計会員数 | 1,000万人以上 | 運営会社 | 有限会社エムアイシー総合企画 |
※クレジットカード決済の料金
詐欺被害を防ぐためにはまず、どのような詐欺が横行しているのかを把握しておくことが大切です。
出会い系アプリでは、以下のような詐欺行為が実際にありました。これはJメールだけでなく、ほかの出会い系アプリでも起こり得るものです。
出会い系アプリで実際にあった詐欺
種類ごとに詐欺師がどのような手口で我々に迫ってくるのかを見ていきましょう。
詐欺の特徴・対処法の早見表
| 種類 | 特徴 | 対処法 |
|---|---|---|
| 国際ロマンス詐欺 | 海外在住を名乗り、恋愛感情を利用して送金や投資を迫る。 | 恋愛中でもお金・投資の話が出たら即中止し、ブロック・通報する。 |
| 援デリ詐欺 | 違法な援助交際で、行為後に法外な料金を請求される。 | お金と引き換えの性行為は避け、アダルト目的の募集には近づかない。 |
| 投資詐欺 | デートのはずが投資セミナーや仮想通貨勧誘にすり替わる。 | 勧誘に変わった時点で席を立ち、セミナー会場や個室には行かない。 |
| 美人局(ハニートラップ) | 女性と会った後、仲間の男が現れ恐喝し金銭を要求してくる。 | 初対面は人目の多い場所で会い、脅されても支払わず警察等に相談する。 |
| パパ活詐欺 | 支援名目で少額から始まり、次第に高額な現金を要求してくる。 | 無理のある継続支援はしない。金額が膨らむ前に関係を見直す。 |
| キャッシュバッカー詐欺 | 会うと言いながら日時を決めず、メッセだけを長く続けさせる。 | 何度誘っても具体的な予定が決まらない相手は早めに切る。 |
| プロフィール詐欺(なりすまし) | 美男美女写真や高収入アピールで惹きつけ、外部サイトや店に誘導。 | 出来すぎたプロフィールは疑い、外部リンクや店舗誘導には乗らない。 |
| 個人情報回収詐欺 | やり取り初期からLINE IDやメールなど個人情報を求めてくる。 | 信頼関係ができるまで連絡先や住所などの個人情報は教えない。 |
| 会う会う詐欺 | 「会いたい」と言いながら日程を決めず、メッセだけ続ける。 | 期限を決めて予定を提案し、決まらなければやり取りを終了する。 |
| 交通費要求詐欺 | 会った直後に不自然な高額の交通費を請求してくる。 | 納得できない交通費には応じず、その場で解散し運営や警察に相談する。 |
海外在住の人を装って近づいてきて、メッセージで金銭を支払うように要求してきたり、投資詐欺を仕掛けてきたりする詐欺です。
インターネット上で疑似恋愛のような関係性になってから金品を要求されるケースが多く、悪い反応を示すと別れ話をもち出されてしまい、それが嫌でお金を支払ってしまった人もいます。
援デリとは、国からの認可を受けずに違法な状態で運営されている援助交際の一種です。彼らは出会って身体の関係を持ったあとに、法外な料金を巻き上げるという詐欺を行います。
売買春は違法行為なので、絶対に関わらないようにしましょう。
援デリは、アプリ内でデートの約束をすると実際に待ち合わせ場所に女性が現れるので、だまされていると気づきにくい面もあります。
金銭を渡して身体の関係を持ってしまった場合、被害者側だったとしても摘発されるおそれがあるのが注意しなければいけないポイントです。
ちなみに、Jメールで結果が出ない場合、あなたの年齢や目的と、アプリの特性がズレているだけかもしれません。
以下のおすすめアプリから、併用や乗り換えも検討してみましょう。
Jメールで上手くいかない人向けアプリ
投資詐欺は、待ち合わせ場所に行ってみると投資セミナーなどに案内され、最終的には投資詐欺に巻き込まれる詐欺です。
最近では仮想通貨の運用をもちかけるなど、その手口は増え続けています。
待ち合わせたはずの女性ではなく、見知らぬ男性が来て勧誘されるというのも典型的な手口です。
美人局(つつもたせ)は、なんらかの方法で男性の弱みを握り、身体の関係をもつ前後に金品を脅し取ろうとしてくる存在です。
こちらも気づきにくく、女性と楽しい時間を過ごしていると思った矢先、急に仲間の男が現れて「人の女に手を出した」などと言いがかりをつけて脅してくるというのが典型的な手口です。
他にも「妊娠した」と嘘をついて中絶費用や慰謝料を巻き上げようとしたり、浮気や不倫をいいがかりとして男性を脅したりなど、手口は多様化しています。
美人局は「ハニートラップ」と呼ばれることもあり、主に被害を受けているのは男性です。
パパ活とは、年上男性(パパ)が若い女性を対象に、お金やプレゼントなどの援助と引き換えに食事やデートなどの時間を過ごすことです。これ自体は犯罪や詐欺には当たりません。
ですが女性側が「奨学金を返したい」「夢を叶える資金がほしい」などと言葉巧みにもち掛け、要求に応じていると次第にエスカレートし、多額の現金をだまし取られ詐欺に発展するケースがあります。
実際はまったく違う目的にお金を使っている場合もあります。
中には数千万円単位の現金をだまし取られた男性もおり、容疑者が逮捕された事例も存在します。
Jメールを含む多くの出会い系アプリでは、女性会員を増やす目的でメールの受信数などに応じたポイントバック制度が敷かれています。
この制度を悪用しているのが「キャッシュバッカー」と呼ばれる人たちです。ポイントを多く受け取るために、男性と頻繁にメッセージ交換を続けようとするのが特徴です。
キャッシュバッカーはあくまでポイントを目的として活動しているため、メッセージをいくら交換しても実際に会うことはできません。
メール交換をする中で「今度会いたい」といった甘い話をしてきても、具体的な日時が決まらないまま長々と会話を続けてしまい、結果としてポイントを無駄に消費するという被害が出ます。
プロフィールの写真や経歴で嘘をつき、相手をだまそうとする詐欺です。
容姿がよい男女の写真を使って相手をひきつけ、ぼったくりバーなどに連れ込もうとしたり、高額な料金を請求する他サイトに誘導してお金を使わせようとしたりします。
顔写真だけではなく学歴や職歴、年収などで嘘をついている場合も。魅力的すぎると感じる場合には一度冷静になってプロフィール詐欺ではないか疑うことも大切です。
個人情報回収詐欺とは、アプリ内でのやりとりで交流を深めるふりをして利用者の個人情報を抜き取り、架空請求やサイトへの勧誘を目的として情報を利用する悪質な手口を指します。
そうした詐欺を働こうとしている人の場合、無駄なやり取りを省くため、メッセージのやりとりを始めたばかりの段階でメールアドレスやLINE IDを聞き出そうとしてくることがほとんどです。
相手の身元を知る前から自分の情報を教えることは避けましょう。
メッセージ交換の際にデートを提案すると「会う」と言ったり、女性のほうから「会いたい」と言ったりしてくるのに、具体的なデートの提案をしても応じてもらえない詐欺です。
先ほど紹介したキャッシュバッカーも使う手口のひとつですが、ただ冷やかし目的で会う会う詐欺をする人もいます。
メッセージが続いているのに具体的な約束に持ち込めない場合は、一度こちらを疑ってみてもよいでしょう。
待ち合わせ場所に行ってみると、やってきた相手から「交通費を支払ってほしい」と要求という詐欺です。
電車賃なら数百円という距離であるにもかかわらず、タクシーに乗ってきたと嘘をついたりして高額な費用を請求しようとして来るのが特徴です。
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
Jメールにも、ここまで紹介したような詐欺行為を働こうとする悪質な会員が紛れ込んでいる可能性はあります。
しかし、あなた自身がしっかりと対策しておけば詐欺を未然に防げます。
『Jメール』内で詐欺を防ぐ4つの方法
順番に解説していきます。
身体の関係を持つことを匂わせる書き込みや過激な画像などを投稿しやすい点から、悪質利用者は主にアダルト系の募集(掲示板)に集まる傾向にあります。
同じJメールでも「恋人・友達募集」や「食事のお誘い」はアダルトな投稿が禁止されているため、アダルトな投稿で男性の興味を引こうとする業者はほとんど現れません。
Jメールを利用する際は、アダルト系コンテンツの利用は避けましょう。
詐欺を行う側にとっては、美女の写真を使ったほうが目立ちやすく、多くの男性を釣り出せます。詐欺に利用するため、別人になりすまして『Jメール』を利用する人も多いのです。
1通目のメールからSNSのアカウントやメールアドレスを聞き出そうとする相手は危険です。お互いのことをよく知らないまま、いきなり会おうとする人はまずいません。
こういった人は、実際に会おうとしているわけではなく、詐欺を働くために近づいてきます。
「他のサイトでやりとりしたい」といった提案をされた場合も無視しましょう。
他サイトに移動してメールのやりとりをした結果、法外な利用料金を請求されるおそれがあります。
フィッシングサイトのURLを貼りつけてくる業者もいるので、見知らぬリンクはクリックしないように注意しましょう。
お金のやり取りを持ちかけてくる相手は、いかなる理由であっても警戒が必要です。奨学金や生活費、病気の治療費など、もっともらしい理由を並べて「少しだけ助けてほしい」とお願いしてくるケースも、詐欺や搾取目的である可能性があります。
とくに、『Jメール』内で知り合ったばかりなのに、
「会う前に交通費を立て替えてほしい」
「一緒に投資(副業)をしないか」
といった話を持ち出してくる相手には注意しましょう。
一度でも金銭の要求や送金・投資の話が出た場合は、その場でやりとりを打ち切り、相手をブロックするのが無難です。必要に応じて運営への通報も行い、安全を最優先にしましょう。
Jメールでメッセージ交換をして約束を取りつけ、実際にデートができたとしても、まだ安心はできません。以下のような怪しい言動をしてくる女性は危険です。
『Jメール』で詐欺から身を守るための対策
詐欺師は実際に会ってもなお一般人を装ってだまそうとしてきます。
それぞれの項目をわかりやすく解説するので、これらの兆候が見えた場合はデートを打ち切って帰る勇気も必要です。
「ホテルに行こう」「家へ遊びに行きたい」など、積極的すぎるような誘い方をしてくる女性には要注意です。
ホテルに行くと見知らぬ男性が待ち構えていて脅されたり、自宅や本名などの情報を収集したりする目的で自宅を突き止めようとする女性もいます。
対処法としては、初対面でホテルや自宅に誘われても決して応じず、人目の多いカフェや飲食店などを指定するのが基本です。
相手がしつこくホテルや自宅にこだわる場合は、その時点で危険と判断し、理由をつけてその日の約束自体を断ちましょう。
はじめて会った人に名刺を渡すような行動も危険です。
特に相手から「名刺が欲しい」「本名はなんていうの?」「家はどこにあるの?」といった要求や質問をされた場合は警戒しましょう。
個人情報を収集して、詐欺や脅迫のネタに使おうとしている可能性があります。
「初回だけ」「最初だけ」といった言葉は、身体の関係をにおわせる詐欺師が頻繁に使う言葉です。たとえば「初回だけ5万円」と言われた場合は、「最初に会って身体の関係を結ぶ際だけ5万円が欲しい」という意味があります。
「2回目からは無料でいい」「信頼するために補償金として預けて欲しい」など、巧みな言葉を使って金銭を要求することが多いようです。
しかし、実際に要求された通りの金銭を支払うと連絡先をブロックされ、お金を奪われたまま二度と会うことはできません。
そもそも売買春自体が違法行為なので、「初回だけ〇万円」といった言葉を使ってくる相手とは関わらないようにしましょう。
待ち合わせ場所に向かい、喫茶店やレストランに移動すると、宗教やネットワークビジネスの勧誘が始まるケースもあります。
待ち合わせをしていた女性自ら勧誘してくる場合もあれば、見知らぬ男性が勝手に同席してきて、脅すように勧誘する場合もあるため用心するべきです。
「必ず儲かる」といったセールストークをしてくることもありますが、おいしい話には乗らないようにしましょう。そもそも嘘をついて勧誘してくる時点で信用できない人物です。
万一の際はすぐ逃げ出せるように、初回のデートはオープンな場所で楽しみましょう。
美人局などの犯罪は強硬的で、暴力をちらつかせながら金品を奪おうとしてきます。
最悪の場合に被害を最小限で抑えられるよう、多額の現金やブランド品、高級時計などはデート現場に持って行かないようにしましょう。
デートの場所を女性側が指定してくるときも要注意です。
「評判のお店に行きたい」という場合は警戒しなくても大丈夫ですが、得体のしれない場所にはついて行かないようにしましょう。仮に連れ込まれた先がぼったくりバーだった場合、数百万円単位を請求されるおそれがあります。
デート中に女性がスマホを頻繁に見ている場合も、ぼったくりや美人局などの詐欺をたくらんでいると考えましょう。
今どのような状況なのか、これからどこに行くのかといった点を仲間内と共有して、脅しをかけるための準備をしている可能性があるためです。
実際にデートをする段取りになっても、まだ相手が素人であるという確信をもてない場合は、相手より早く待ち合わせ場所に着いておきましょう。
援デリなどの業者や、マルチ商法の勧誘をしようとしている人の場合、Jメールで会話をしていた人とはまったくの別人が現場にやってくることがあるためです。
少し離れた場所から待ち合わせ場所をチェックして、『Jメール』で見ていたプロフィール写真の人物とは明らかに別人がやってきたという場合は、そのまま約束を取りやめて帰宅して構いません。
ここまでに紹介してきたような対策をしたとしても、Jメールで詐欺にあってしまう可能性がゼロとは言い切れません。
万が一被害にあった際は、以下の4つの窓口に相談しましょう。
『Jメール』で詐欺にあってしまった場合に相談する窓口
順番に詳しく解説します。
詐欺に遭遇したときのやることリスト(タイムライン)
まずはJメールの運営に対して、犯罪行為を行ってきた人物のIDなどの情報を提供しましょう。
事実確認が行われたのち、会員資格はく奪などの対策がとられます。
また詐欺師とのやりとりはスクリーンショットして残しておきましょう。警察や弁護士に相談する場合、有力な証拠として採用される場合があります。
Jメールのサポートセンターは、Jメールを開き、画面右上の「サービス」→「お問い合わせ」の順にタップしていくとアクセスできます。
明らかな犯罪行為にあった場合は、最寄りの警察署や交番、相談窓口で相談しましょう。
金品を奪われていたり、脅迫行為・暴力行為を受けていたりする場合は、速やかに捜査が行われます。
Jメールを利用していて、悪徳商法などの思わぬ消費者トラブルにあった場合には、消費者生活センターに相談して対処を仰ぎましょう。
より悪質な金銭的なだまし・脅迫を受けた場合には、弁護士事務所への相談を検討するのも1つの手です。
交渉のプロが代理人として示談を提案し、解決策を導き出せる可能性があるためです。
民事訴訟などの手続きを踏むことにより、だまし取られた現金の全額または一部を取り戻せる可能性があります。
『Jメール』自体はインターネット異性紹介事業に届出をしており、各種の安全対策も用意されている信頼性の高いサービスです。一方で『Jメール』を利用し利益を上げようとする業者や悪質ユーザーが紛れ込む可能性はあります。
サクラとは、運営側が雇う偽のユーザーのことです。運営とは無関係の業者とはまったく異なる存在です。
『Jメール』はインターネット異性紹介事業の届出をしており、警察から認可を受けたアプリです。サクラのような詐欺行為を行えば業務停止などの措置を受けため、サクラが存在する可能性は限りなく低いです。
メッセージ中であり、直接的な被害が発生していない場合はブロックしましょう。直接的な被害や明確な規約違反が見つかった場合は運営に通報を。また状況に応じ警察や消費者生活センターに相談しましょう。
『Jメール』に限らず、「出会い系」に分類されるサービスは簡単に始められる反面、業者が紛れ込みやすいリスクがあります。
一方で『Pairs(ペアーズ)』などの「マッチングアプリ」に分類されるサービスは会員登録のハードルが高く、各種の安全対策も実施されているため、相対的な安全性は高めです。
ちなみに、これから始めてみたい方や「いまのアプリでなかなか出会えない…」という方に向けて、年代や目的ごとにおすすめアプリをピックアップしました。
どれも無料で始められるので、気軽に試してみるのがおすすめです。
詐欺に対する知識をつけてからJメールを利用すれば、真剣に出会いを求めている相手とそうでない相手を見極めやすくなります。
ぜひ素敵な出会いを見つけるためにも、この記事で紹介した内容を押さえてJメールを利用しましょう。
『ハッピーメール』は大手の出会い系アプリで、有料のポイントを使って出会いを探せます。本記事では、ポイント購入に必要な料金や、無料ポイントを獲得してお得に使う方法を紹介。アンケート結果をもとに、平均の課金額も解説します。 かかる金額の目安を把握し、ちょうどいいペースで『ハッピーメール』を活用していきましょう。
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