『Tinder(ティンダー)』は20代男性ユーザーがずば抜けて多く、突出しています。女性も20代が最も多いです。また男女比はかなり極端で、おおよそ男性8対女性2の割合。そのため、男性はマッチングしにくい環境になっています。
『with(ウィズ)』は20代、30代の順に多くなっていますが、男女ともに割合がほぼ半々です。年代層も男女でズレがなく、非常にマッチングがしやすい環境といえるでしょう。
多くの人にとって快適に使いやすいのは『with(ウィズ)』といえます。
会員数が非常に多く人気のアプリとして『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』がありますが、違いがわからずどちらを使おうか悩んでいるという人もいるのではないでしょうか?
『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』は、全くもって異なった特徴を持つアプリです。おすすめな人も変わります。
そこで今回は2つの違いを詳しく解説していきます。どちらを使おうか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
『Tinder(ティンダー)』も『with(ウィズ)』も20代に人気のあるマッチングアプリですが、システムからユーザーの利用目的まで大きく異なります。
『with(ウィズ)』は恋人探しとして利用するユーザーが多い一方、『Tinder(ティンダー)』は暇つぶしだったり、友達探し目的が多めです。
また、検索をかけて相性の良い人を探す『with(ウィズ)』に対し、『Tinder(ティンダー)』は距離と年齢を設定して表示される人を次々にスワイプしていく方式です。
求められるユーザー層やプロフィールの文章も変わってくるため、同時に使う場合はうまく切り替える必要があります。
それではさっそく、『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』を比較解説していきます。
先ほど解説した通り、『Tinder(ティンダー)』は現在地と年齢を設定して、表示される人を直感的にスワイプしていく方式です。これにより写真の第一印象が非常に大きく、プロフィールの文章が読まれることなくマッチングするケースも多いです。
対して『with(ウィズ)』では、プロフィール検索や好みカードといった趣味や価値観から絞り込みができ、一覧で表示された中からプロフィールをタップし、自己紹介文をチェックしてからいいねを押します。
また、大きな違いとして、『Tinder(ティンダー)』では基本的に女性側は誰からいいねが来たのかわかりません。(無課金の場合)これにより、マッチングの難易度は高め。
対して、『with(ウィズ)』ではいいねの履歴が確認できるため、プロフィールで上位に表示されなくてもマッチングできるチャンスがあります。
『with(ウィズ)』は、もらったいいね数が相手に見えるのもポイント。
いいねが増やせればよりいいねがもらいやすくなる状態になるため、登録直後のスタートダッシュが非常に重要です。
『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』を、分析ツールを使って年齢層を調査しました。
『Tinder(ティンダー)』の年代層
『with(ウィズ)』の年代層
『Tinder(ティンダー)』は20代男性ユーザーがずば抜けて多く、突出しています。女性も20代が最も多いです。また男女比はかなり極端で、おおよそ男性8対女性2の割合。そのため、男性はマッチングしにくい環境になっています。
『with(ウィズ)』は20代、30代の順に多くなっていますが、男女ともに割合がほぼ半々です。年代層も男女でズレがなく、非常にマッチングがしやすい環境といえるでしょう。
多くの人にとって快適に使いやすいのは『with(ウィズ)』といえます。
月間利用者数を分析ツールで調査したところ、とある月が『Tinder(ティンダー)』は約80万人。『with(ウィズ)』が約57万人という結果となりました。
どちらもマッチングアプリの中ではずば抜けて多く、相手探しで困ることはないでしょう。人口が少ない地方でも出会えるチャンスがあります。
『Tinder(ティンダー)』 | 『with(ウィズ)』 |
---|---|
距離検索 次々にスワイプしていく方式 男性も完全無料 |
心理テストによる相性診断 好みカードでの検索 |
大きな特徴や独自機能となるものを上記にまとめました。『Tinder(ティンダー)』の場合はスワイプしていくシステムや距離での検索といったシンプルさに加えて、圧倒的な会員数の多さが魅力となっています。
『with(ウィズ)』の最大の特徴は、心理テストによる相性診断ができる点です。特に恋愛スタイル診断は本格的な心理学を用いてタイプ別に分類され、恋愛においてどういった感覚や価値観を持っているのかを想像した上でアプローチできます。
じっくり時間をかけるタイプか、一目惚れをして猛アピールをするタイプかなど、なんとなくでもイメージした上でいいねが押せるので、相性の良い人が見つかりやすいでしょう。
利用目的に関しては、全く別の性質があります。『Tinder(ティンダー)』は暇つぶしや飲み友達探しを目的にするユーザーが多く、真剣に恋人を求めている人は少数派です。
対して『with(ウィズ)』は恋活アプリとして人気があり、20代の恋人探しとして機能しています。中には婚活をしている人や、将来を考えられるような恋人を求めている人も多く、真剣度はやや高めです。
『Tinder(ティンダー)』は、男性も無料で利用できるのに対して、『with(ウィズ)』は月額料金が発生します(1ヶ月プラン4,200円)。
お金をかけず気軽に使ってみたい人は『Tinder(ティンダー)』がぴったりといえるでしょう。
『Tinder(ティンダー)』は無料プランでも出会えるとはいえ、男女比の関係もあり男性にとっては難易度が高めです。
試しにではなく本格的に使うのであれば、無料プランではなく最上級のプラチナプラン(1ヶ月プラン4,300円)がおすすめです。
セキュリティや通報機能、年齢確認、本人確認といった安全面はどちらも万全です。会員数が多いこともあり業者が一切紛れていないということはありませんが、きちんと相手を見極めれば安全に利用可能です。
次は、『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』を実際に使った感想を紹介します。
『Tinder(ティンダー)』の良かった点としては、直感的に使いやすく、他のアプリにはいないようなユーザーも多かったところです。
特に外国人のユーザーが多い点は他のアプリにはない魅力の1つといえるでしょう。
具体的には、中国、韓国といったアジア系だけでなく、アメリカ、フランスといった欧米の人まで幅広く利用していました。
『with(ウィズ)』の良かった点としては、目玉である心理テストによる相性診断です。恋愛スタイル診断は納得感のあるもので、距離を縮めるスピード感やパートナーとの距離感に関して、理想が近い人を探しやすい印象を受けました。
恋愛に関しての価値観を自分でうまく説明できて、かつそれをプロフィールに書ける人はほとんどいません。心理テストを受けることによって理想や価値観を公開できるため、相性が良い人を探すのに特に使いやすいでしょう。
女性側は男女比率の関係でマッチングが発生しやすいこともあるからか、メッセージが途中で来なくなりやすい印象を抱きました。また、その日に会える人を探している人も多く、日程が合わなければ即マッチ解除というケースもあります。
業者に関しても他アプリと比較しても多いと感じました。慣れている人であれば一目見てすぐにわかりますが、マッチングアプリが初めての人だと連絡先交換に応じてしまいロマンス詐欺や投資詐欺に遭うリスクを負ってしまうでしょう。
『Tinder(ティンダー)』で会うのが難しいからか、別人になりすまして利用しているケースが増えているようです。
女性が利用する場合は別人が来たら帰る勇気を持って利用しましょう。
プロフィールを開く時、いいねを送る時、画面を読み込んでいるような間が発生し、『Tinder(ティンダー)』のサクサク感と比較するとどうしても動作が重く感じました。
また、検索方法や機能が多い分、シンプルさを求める人にとっては使いにくいと感じるかもしれません。
最後に、『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』はどういった人におすすめかをまとめました。
『Tinder(ティンダー)』は恋人探しとして利用しているユーザーが少ないため、暇つぶしくらいの感覚で使いたい人におすすめです。
また、男性の割合が全体の約8割と非常に偏っていること、プロフィール写真を見て第一印象でスワイプすることから、写真に自信がある人でないと使いにくいでしょう。
『with(ウィズ)』をおすすめしたいのは、まず恋人探しが目的の人です。中には将来を考えられるパートナー探し、次の恋人と結婚したいと考えている人も多く、誠実なユーザーと出会いやすいでしょう。
心理テストによって恋愛スタイルを分けられることで、価値観や異性との距離の取り方がわかりやすくなっているのもポイント。
恋愛をする上での考え方や相性の良い相手を探すのに非常に優れたアプリといえるでしょう。
マッチングアプリで出会いを探す際は、複数のアプリを併用することが大切です。アプリによってユーザーの年齢層や雰囲気が変わるため、出会いの幅がぐっと広がりますよ。
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
今回は、『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』の違いを比較し、詳しく解説しました。
どちらも20代に人気ですが、『Tinder(ティンダー)』は暇つぶしや友達探し、『with(ウィズ)』は恋人探しと主なユーザーの利用目的が大きく異なります。
ぜひ今回の記事を参考にして、自分に合っているほうのアプリに挑戦してみてください。
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40代向けマッチングアプリ
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ライター 林 卓弥
『Tinder(ティンダー)』と『with(ウィズ)』では年齢層は近いものの、利用目的ははっきりと分かれています。
プロフィールの書き方や会う上での要点も変わってくるため、どちらか1つに絞って使うことをおすすめします。